2009年05月01日

このあいだ見たとろ様の夢(3)

とろ様、階段でくつろぐの図。初夏~初秋あたりまで、静かで涼しい階段に居ることが多い。


 クルマからニャニャッと飛び出したとろ様を追ったら、無事に戻ってきた。安心して帰宅しようとすると、クルマが盗まれていた。家に帰り着くには、高層の木造旅館の中を通るしかない、と先導役の男が言う。どうしよう? てか、そう言うなら、その旅館の中を通る必要があるんだろうなぁ。

 とにかく早く。

 その男に急かされて、急いで階段を上がる。どんどん上がる。が、とろ様がなかなか上がって来てくれない。上がるのがタイヘンそうであり、疲れている様子であり、息も切れ切れだ。時々箱座りして、不機嫌そうな目をして休んじゃったりしている。

 それでも、呼ぶと、尻尾を立てて階段を駆け上がってくる。階段も、階段の踊り場も、床面がツルツルに磨き上げられていて、とろ様は何度も滑ったり転んだりする。とろ様のスライディングを何度も見る。けれど、楽しそうで、転んで痛そうではない。

 そんな、どうも進捗の鈍いシチュエーションだが、助かったのは、とろ様を呼べばしっかりついてくることだ。こんなに従順に言うことを聞く猫だったんだ、という嬉しさ少々。

 (※注/疲れて座っちゃう状況において、呼ばれて走ってついてくるとろ様ではない。疲れたら寝転んだりして疲労回復につとめる猫なのだ。そのような状況で名前を呼んでも、良くて尻尾をピピッと動かす程度。通常は呼んでも寝たままだったりする)

 だが、この先はちょっと抜けられそうにない。目の前の宴会場を通り抜けなければならない。宴会場には、多数の客が居て、その客は皆、とろ様に注目し、触ってやろうと待ち構えている。もちろん、とろ様が好きそうな食べ物をちらつかせて、誘惑モードだ。

 だいたい、こんなに大勢の中を、とろ様、通り抜けられるのだろうか? 暗雲な気分。ちょっと無理っぽいよな~、と。

(以下、明日のエントリに続く)

階段は人が通ることも多いんですけど、寝ている横を人が通ってもイヤじゃないみたいですな。

投稿者 スタパ齋藤 : 2009年05月01日 11:00 [ 猫関係 ]

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