2009年05月03日

このあいだ見たとろ様の夢(5)

巨大猫とろ様。


 通過困難だと思われた宴会場だが、意外なことに抜け出すことができそうだ。が!! 最後の出口にラスボスが。ラスボスの人は最強に強まっている鉄壁野郎なので突破は明らかに無理。とろ様も拙者も、もう帰宅することはできないのか?

 だけどココって宴会場だしササミとかいっぱいあるから、とろ様はササミ三昧で、宴会の客はとろ様大歓迎っぽいし、拙者は呑んで食ってで、ま、いいか、と思ったそのときだ。

 先導役の男が、とろ様の両脇を持って持ち上げた。おもむろにラスボスの前に差し出したのだ。

 ラスボスの足下には、体重計があった。とろ様を持ち上げた先導役の男は、見よ!! とばかりに、とろ様をドベッと体重計に乗せた。すると、針は、猫にしてはヤケに高い数値を示した。

 その数値を見るやいなや、宴会場の客は手を叩いたり笑ったり、なんだか大喜びしているようだ。ラスボスも同様、満面の笑みを浮かべている。そして「こんなに大きくちゃぁ降参だ」と、我々を宴会場の外へと通してくれるのであった。

 すなわち、とろ様の巨大さと重さに、宴会場お客様一同が感動したのであり、それにつけてこの先通ってもイイよというコトになったのである。前述の度胸に加え、巨大猫であることの優位性が示され、とろ様を見直した、のは拙者以外の誰かだと言えよう。

 というのは、とろ様の体重はその“猫にしてはヤケに高い数値”などという生やさしさでは全然なく、楽勝でもっと超凄く高い数値なのである。拙者的にはむしろ、この道中をさんざん走り回ったため、とろ様激痩せ状態でニャわいそうな猫だニャと思ったほどだ。

 ともかく、宴会場を抜けた。この先はエレベーターで移動するという。でも、どこへ? そんな疑問を抱きつつも、少し気が楽になって、先を急いだ。

(以下、明日のエントリに続く)


うか様および洗面台との比較。

投稿者 スタパ齋藤 : 2009年05月03日 11:00 [ 猫関係 ]

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