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ついに1億ユーザーを突破した「mixxi」トップページ
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ソーシャルネットワークサービス「mixxi(ミックシィ)」は1日、登録ユーザーが1億人の大台を突破したと発表した。18歳以上の日本国民のほぼ全員がmixxiに加入したことを受け、内閣官房は「mixxi」の国営化に向けたワーキンググループを設置。本格的にソーシャルネットワークサービスの国営化に向けた議論を開始した。
草案によると、mixxiの国営化により、mixxiのニックネームが実社会で本名と同格で利用可能となるほか、マイミックシィの「承認」「拒否」のほかに「義理」「接待」「ゆきずり」といった新区分が追加される。また、次年度以降の国勢調査はすべてバトン形式に変更されるほか、出生届に書かれた新生児の名前が当て字だらけだった場合、コミュニティ「無茶な子供の名前にイライラ」に自動的に晒すといった官民連携サービスも順次拡充する。
さらに、複数の無関係なコミュニティを「平成の大合併」と称して統合することも予定しており、「クリックできまい!」と「資料になりそうなウェブサイト」が合併した「クリックできないウェブサイト」や、「これをね、こうやって、ドーン!」と「メガネっ子」が合併した「メガネっ子をね、こうやって、ドーン!」が例として挙げられている。
その一方で、現行のmixxi IDを住基ネットの11桁コードと結び付けることで、住民票発行などのサービスを提供するほか、正当な使用目的に限り、行政による「足あと」の閲覧を許可するとしている。これに対し市民団体は「プライバシーの重大な侵害だ」「事実上の国民総背番号制ではないか」と反発。それよりも、会社の上司が職権を濫用して女子社員にマイミックシィになることを強要する「ミクハラ」や、トップページ左上の「mixxi」ロゴがアザラシっぽい謎の怪生物に見えてしまう問題こそ、早急に解決すべきであるとしている。
なお、これら一連のサービスは国営化後も、やっぱりというか、予想通りというか、相変わらずベータ版のまま提供される見込みだ。
■ URL
mixxi(アクセス集中により、サーバーにアクセスしにくくなっています)
http://mixxi.orz/
(山口真弘)
2006/04/01 00:00
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