前2回の連載で、ブログとはどのようなものかを大まかにお話ししました。でも、それですぐ「さあ、ブログを始めるぞ!」という気になるかどうかは別の話。面倒くさそうだし、自分にできるかわからないし、やっても誰も読んでくれない気がするし……という方も多いのではないかと思います。
■書いて、読んで、そして考えるのがブログの醍醐味
ブログを始めるといえば、まずはブログに記事を書く姿を想像するでしょう。その日のできごとでも、気になったニュースの話でも、まずは「書く」ことがブログの第一歩です。
しばらくブログを続けていると、似たような話題を扱うことの多いブログが気になったり、トラックバックをくれた相手のブログを「読む」ようになったりしてきます。実際、ブログの書き手の多くは、自分のブログを書くだけでなく、ほかの人のブログをよく読んでいます。そんな人たちのために効率よくブログの更新をチェックするシステム(今後の連載で紹介する予定です)が、いくつも提供されているほどです。
ほかのブログを読めば、そこにある記事について「考える」ことが多くなり、自分の意見や相手の記事に補足してあげたいことが出てくるはずです。そうしたら自分のブログに記事を書き、相手に「あなたの記事を受けてこんなことを書いてみました」と知らせる意味で、トラックバックを送りましょう。
このようにして、ひとつの話題の反響が次々と広まっていくことが「ブログ」というメディアの大きな特徴です。そして、そんなブログどうしのコミュニケーション(議論や情報交換)の輪の中で、「書く」-「読む」-「考える」を繰り返すことが、ブログの書き手でいることの醍醐味だといえます。
■あなたはブログ向き人間? 適性チェックをしてみよう
新しいことを始めるには、けっこうなエネルギーが要るものです。ブログは気になっているけどイマイチ踏ん切りがつかないんだよね、という方のために、今回はブログ適性チェックを作ってみました。
あなたがブログに向いているか、いないか、向いているとしたらどんな書き方がいいかを、簡単な20項目の問題から調べられます。皆様お誘い合わせの上でお試しください。
(2004/03/05)
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