【東京ゲームショウ2009】
マイクロソフト、「Project Natal」を関係者向けに公開


 「東京ゲームショウ2009」のマイクロソフトブースでは、サードパーティのタイトルを含めて「Xbox 360」向けのゲーム全般を展開。そのほとんどが実際に体験プレイできる状態で出展されている。

 自社タイトルの注目作は、レーシングゲーム「Forza Motorsport 3」。ブース内では3台のXbox 360本体を繋いで、ゲーム画面を3台のモニターでパノラマ映像風に表示するゲームモードがデモンストレーションされている。ハンドルコントローラや専用シートも用意されており、家庭ではなかなか味わえない本格的なゲーム環境を体験できる。また、9月24日に発売されたばかりの最新FPS(1人称シューティングゲーム)「Halo 3: ODST」も体験可能だ。


マイクロソフトのブースForza Motorsport 3の試遊コーナー

 サードパーティー製のタイトルでは、ケイブの縦スクロールシューティング「虫姫さまふたりVer1.5」、SNKプレイモアの「サムライスピリッツ閃」など、今回ゲームショウに自社ブースを設けていないメーカーのゲームも数多くある。マイクロソフトブース内ではゲーム体験回数に応じて缶バッジなどをプレゼントするイベントなども実施していた。

 また、コントローラーを使わずにゲームを楽しむための専用システム「Project Natal」の技術デモも参考出展されている。マイクロソフトでは、24日に「大手ゲームメーカーが『Project Natal』への支持を表明」とのプレスリリースを発表しており、対応ソフトが日本国内メーカーからリリースされる可能性が高まってきた。

 ただし、今回の出展は関係者向けの技術デモということで、一般ユーザーが体験することはできない。なお、デモルーム自体はスリット状の窓からのぞくことができ、かなり激しく体を動かして遊んでいる様子を見ることができた。


「虫姫さまふたりVer1.5」もマイクロソフトブース内で試遊が可能だ関係者向けの「Project Natal」体験コーナー。一般来場者でも、緑色の小窓の部分から中の様子をみることができた

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(森田 秀一)
2009/9/24 21:01