【WIRELESS JAPAN 2009】
NTTドコモ、ポケットUとテレビを連携させるデモ
ポケットU×ROBRO-TV |
WIRELESS JAPAN 2009のNTTドコモブースでは、インターネット経由で自宅のPCに保存したファイルを閲覧できる「ポケットU」で、インターネット接続に対応した液晶テレビ「ROBRO-TV」と連携したデモンストレーションを実施している。
ポケットUは、自宅のPCに保存した動画や音楽、文書ファイルなどを、外出先のFOMA携帯電話やPCなどからインターネット経由で閲覧できる月額525円のサービス。今回展示された「ポケットU×ROBRO-TV」では、ポケットUのアプリケーションを組み込んだ液晶テレビ「ROBRO-TV」と、専用iアプリをインストールした携帯電話を使って、外出先からの録画番組の再生、時間帯指定による録画予約操作に加えて、自宅内で赤外線を使ったテレビの操作を活用方法として紹介している。
「ROBRO-TV」では、株式会社クイックサンのテレビとWebサイトを同列のチャンネルとしてメニュー画面に配置するシステムを採用。リモコン操作でWebサイトの閲覧が可能なほか、サイト閲覧時にはページ上内に設定されたリンクの横に番号を表示する機能を用意する。利用者は、表示された番号をリモコンで入力することで、ページを移動できる。ROBRO-TVのOSはWindows XP Embeddedで、テレビ自体はオリオン電機製になる。
ブース説明員によれば、通信と情報家電の融合サービスの1つとして「ポケットU×ROBRO-TV」を位置づけているという。なお、ROBRO-TV自体の販売元はクイックサンまたはオリオン電機となり、製品化時期は未定という。
ROBRO-TV | 録画番組は携帯電話にダウンロードした上で再生 |
録画予約機能は現時点で時間帯指定のみに対応 | 自宅内では赤外線機能を使ったテレビの操作も |
2009/7/22 17:26