エイサー、ホームサーバー「Aspire easyStore H340」の新モデル


Aspire easyStore H340

 日本エイサーは、ホームサーバー「Aspire easyStore H340」シリーズの新モデルを7月3日から順次発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は1TBモデル「H340-S3」が5万9800円前後、3TBモデル「H340-S4」が7万9800円前後の見込み。

 H340-S3およびH340-S4では、マイクロソフトの家庭・SOHO向けホームサーバーOS「Windows Home Server」の最新アップデートプログラム「Power Pack 2」を標準インストールして出荷。Power Pack 2では、マイクロソフトから無償取得できるアドレスを使って、外出先からのアクセスやPCの遠隔操作が可能なリモートアクセス機能が利用できる。

 「Windows Media Center Connector」の実装によるWindows Media Centerとの連携も強化され、ゲストアカウントを使用せずにWindows Home Serverへのアクセスが可能になった。また、MP4ファイルのストリーミング再生にも対応する。

 それ以外の機能は、2009年2月に発表したモデルと同等。DLNAサーバー機能や節電スケジューラ、USBポートに接続した機器からデータを1タッチコピーできる「ワンタッチUSBコピー」など、エイサー独自機能を備える。

 製品はシリアルATA型のHDDを最大4台まで搭載可能で、H340-S3では1TBのHDDを1台、H340-S4では3台搭載している。有線LANインターフェイスは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-TX×1ポート。CPUは「Atom 230(1.6GHz)」、標準メモリはH340-S3が1GB、H340-S4が2GB、チップセットは「Intel 945GC Express+ICH7R」を採用した。

 本体サイズは200×212×220mm(幅×高×奥行)で、重量はH340-S3が約5.1kg、H340-S4が約6.3kg。


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(村松 健至)
2009/6/19 18:46