漫画によるニュースサイト「漫画の新聞」創刊

「漫画の新聞」トップページ

　カバネット株式会社は10月15日、記事を漫画で配信するニュースサイト「漫画の新聞」を創刊した。利用は無料。

　「漫画の新聞」では“マンガで読むニュース”というキャッチコピーを掲げ、よりわかりやすくニュース速報を伝えていく方針。記事の情報源は、カバネットがテレビ・新聞・ラジオなどの報道を確認し、独自に事実関係を調査してシナリオを構成するという。漫画家は専属2名に加え、40～50人の執筆者が制作に参加する。

　記事はソースが発表されてから最短6時間で公開するという。「読者の手間を省くため」ビューワーは利用せず、1ページごとの画像に次ページのリンクを貼る仕組み。

　15日時点では、全記事を一覧表示する「ヘッドライン」のほか、「政治・経済」「国際」「社会」「芸能・スポーツ」「特集」のカテゴリを用意。「JR東海が未来型新幹線の試算を公表」や「つぶやきシローがTwitterでつぶやき」などの記事がトップページに掲載されている。

　収益モデルは広告収入および記事の2次配信、企業のプレスリリースの漫画制作受託などを予定。今後は、英語・フランス語・韓国語など多言語による配信や、モバイルサイトおよびiPhoneアプリの展開も想定する。

漫画掲載ページのイメージ「創刊のご挨拶」