ブロードバンドルータ実売価格調査
2002年8月23日

　東京・秋葉原の主要店舗を巡回し、実売価格を調べる「ブロードバンドルータ実売価格調査」。毎月第2、第4金曜日に調査し、新製品、定番品、話題の商品の実売価格を紹介する。

　一部店舗でコレガの新製品が2種販売開始された。廉価版の「BAR SW-4PL」と、実効スループット89Mbpsの「BAR SW-4P HG」だ。店頭での価格は「BAR SW-4PL」が6979円、「BAR SW-4P HG」が1万3800円となっている。

　マイクロ総研からは、実効スループット72Mbps、PPPoE時スループットが58Mbpsのルータ「NetGenesis SuperOPT70」が発売となった。価格は1万4800～1万5800円。スループットは非PPPoE時の性能のみを表記していることが多い中で、PPPoE時のスループットが公開されていることは、BフレッツなどPPPoE環境で利用するルータを選択する際に安心な製品。同社では、さらに高スループットの「NetGenesis SuperOPT90」の発売も予定されている。

　また、ヤマハのルータ「RTA55i」に新パッケージ品が見られた。従来の黒を基調とした箱から、白を基調とし、VoIP対応をアピールする赤い受話器を箱にデザインしたものへと変更されている。本体や同梱品に変更はなく、新パッケージ品ではルータ本体のファームウェアが出荷時からUniversal Plug and Play（UPnP）対応のものとなっている程度だという。現在、新旧パッケージとも店頭に並んでいるので、ファームウェアのアップデートが面倒だと思うユーザーは、パッケージの区別が必要だ。

　そのほか、NECアクセステクニカのIEEE 802.11aに対応した無線LANアクセスポイント内蔵ルータ「WA7500H ワイヤレスLANセット」の予価を表示する店舗も確認できた。価格は5万4800円で、セットには、ルータ本体と、本体装着分およびクライアントパソコン用の2枚の無線LANカードが同梱される、

調査店舗： 石丸電気パソコンタワー、カクタソフマップ、ツクモパソコン本店、DOS/Vパラダイスネットワークセンター、LAOX THE COMPUTER館