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2007年10月10日

「Wii Fit」体験しました

バランスWiiボード
 10月10日に任天堂が開催した「Nintendo Conference」。取締役社長の岩田氏による講演や専務取締役の宮田氏による「Wii Fit」のデモの後は、講演中で紹介された新作タイトルなどを実際にプレイできる時間が用意されていました。

 昨年のイベント「Wii Preview」も同様の試遊時間が設けられていましたが、またWiiが発売前だった前回に比べるとさすがに人数は少なめでしたが、それでも一番の注目タイトル「Wii Fit」は、20台近い試遊台を用意しながらも30分待ちの行列ができるほどで、会場で一番の人気タイトルでした。


Wii Fitを待つ行列
 1人あたりの体験時間は長めで、試遊は身体測定1種類とミニゲーム1種類の組み合わせ、もしくはミニゲーム3種類のどちらかを選ぶ方式。せっかくなので、Wii Fitのデモでも紹介していた「スキージャンプ」「ヘディング」「フラフープ」に挑戦してきました。

 スキージャンプはバランスWiiボードの上で前に重心を取り、ジャンプするタイミングで姿勢を伸ばしつつも重心は前に残す、という操作方法。姿勢を伸ばす際の速度も重要なようで、一度目は姿勢を確認しながらやっていたら100m届きませんでしたが、2度目のジャンプでは素早く姿勢を伸ばしたら155mを超え、ランクは上から2つめの「プロ級」をマーク。

 ヘディングは、重心を左右に動かしてボールを受け止めるというゲーム。連続してヘディングすると得られるポイントがどんどん増えていきますが、時折飛んでくる靴や、サッカーボールによく似たパンダヘッドに当たると減点されます。ヘディングというとどうしても頭で受け止めてしまいそうになりますが、実際には重心移動が大事なので、頭よりは下半身の操作が重要そう。それに気づいた頃にはすでにゲームが終了しており、評価は4段階で下から2番目でした。

ヘディング

 最後のフラフープは、腰を回してフラフープを回し続けながら、時折飛んでくる追加のフラフープを左右に動いてキャッチするという流れ。回しているフラフープの数が多いほど入る得点も多くなる仕組みです。ヘディングは自分の動きとゲームの動きにちょっとズレを感じましたが、フラフープは本当に自分で回しているかのようにキャラクターが動いていたのに感動。腰を回す動きは下半身なので、バランスWiiボードも反応しやすいのかもしれません。こちらは無事に4段階で最高ランクをマークしました。

フラフープ

 全体を通して受けた印象は「下半身で楽しむWii Sports」。ただ、今回は試していませんがヨガや筋力トレーニングといったメニューも用意されているので、実用度はWii Fitのほうが高そう。下半身の動きをバランスWiiボードで確認しているぶん、精度もWii Sportsより高そうな印象を受けました。

 発売日は12月1日で、値段は8,800円。ゲームとしてはちょっと高めですが、バランスWiiボードが同梱していることを考えると相応かもしれません。「Wii Sportsに続くソフトがない」と言われることもあるWiiだけに、新機軸のWii Fitがどのように受け入れられるかは注目です。

投稿者 甲斐祐樹 : 2007年10月10日 21:47

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