1つは従来の無線LAN内蔵デジタルカメラでもお馴染みのアップロード機能だ。同社が運営するデジタルカメラユーザー向けのSNSサイト「LUMIX Club Picmate」(無料の会員登録により1GBまでのオンラインアルバムを利用可能)に対応しており、カメラ本体で撮影した写真を無線LAN経由でアップロードできる。
なお、送信先として指定できるアルバムは「LUMIX ALBUM1」から「LUMIX ALBUM5」という名前で固定されている。これらのアルバムは、はじめてDMC-TZ50からLUMIX Club Picmateへのアップロードを実行した際に自動的に作成される。おそらくアップロードするアルバム名を固定することで処理の手間を簡略化しているのだろうが、自分で作成したアルバムにアップロードできないというのは少々残念だ。
カメラのスイッチを「Wi-Fi」モードにする
再生モードで電源を入れると無線LANの接続画面が表示される
機能を選択。「WEBアルバム」を選ぶとLUMIX Club Picmateにアクセスできる
アクセスポイントを選択
接続完了後、送信か表示かを選ぶ
アップロード先のフォルダを選択
アップロード方法を選択
写真を選んでアップロード
もちろん、作成された「LUMIX ALBUM x(xは1~5)」のアルバム名は、PC側から変更することができるが、変更してもカメラ側で認識されるわけではない。たとえば、「LUMIX ALBUM 3」を「カメラからアップ」などとPC側で変更したとする。この状態でカメラからアクセスしても「LUMIX ALBUM 3」はそのまま表示され、さらにLUMIX Club Picmate側に新たに「LUMIX ALBUM 3」が作成される。つまり、固定以外の名前では使えないことになる。
ただし、アルバムの公開設定に関しては変更可能で、標準では限定公開(LUMIX Club Picmate上で招待したユーザーのみに公開)になっているが、インターネット上に公開したり、非公開に変更することは可能だ。
アップロードした写真はLUMIX Club Picmateに固定名のアルバムとして保存される。公開設定も可能