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バックナンバー

Chapter8 オフを楽しもう
[2007/10/25]
Chapter7 時間とお金を有効活用しよう
[2007/10/18]
Chapter6 会合をスマートに開催しよう
[2007/10/11]
Chapter5 地図や乗り換え情報を調べよう
[2007/10/04]
Chapter4 文書を共有してコラボレーションしよう
[2007/09/27]
Chapter3 他のユーザーの持つ知識を活用しよう
[2007/09/20]
Chapter2 最新情報を効率よく収集しよう
[2007/09/13]
Chapter1 オフィスの基本装備、メールと検索を使いこなそう
[2007/09/06]

Chapter3 他のユーザーの持つ知識を活用しよう


 Web2.0は、「理解するもの」から実際に「使うもの」へと変化しています。あなたはWeb2.0をどれだけ使いこなしていますか? Web2.0サービスを仕事や生活で「使う」ための本、インプレスジャパンの新刊書籍「実践 Web2.0 BOOK」から、その一部を紹介する連動企画です。

 第3回はChapter3から「集合知を利用して調べごとをする」と、kizasi.jpの使い方をご紹介します。

人気ブロガー直伝! 一歩先行くWeb2.0的ワーキングスタイル
実践 Web2.0 BOOK

津久井玲宏/古川健介/野間恒毅/秋田真宏/吉川英興/秋元裕樹 共著

Chapter1 (9月6日公開) メールと検索を使いこなそう
Chapter2 (9月13日公開) 最新情報を効率よく収集しよう
Chapter3 (9月20日公開) 他のユーザーの持つ知識を活用しよう
Chapter4 (9月27日公開) 文書を共有してコラボレーションしよう
Chapter5 (10月4日公開) 地図や乗り換え情報を調べよう
Chapter6 (10月11日公開) 会合をスマートに開催しよう
Chapter7 (10月18日公開) 時間とお金を有効活用しよう
Chapter8 (10月25日公開) オフを楽しもう





集合知を利用して調べごとをする

 クライアントへの営業などの際には、最新の話題やキーワードを盛り込んだ営業資料を準備しておきたい。

 Web2.0的なWebは、コンテンツの提供元が一方的に内容を発信するのではなく、「集合知」といって、ユーザーが参加するしくみを使ってコンテンツを充実させている。

 手軽に世の中のトレンドをつかむことができるサービスが多数登場しているので、有効に活用しよう。

 「実践 Web2.0 BOOK」では、8つのテーマに分かれたWeb2.0サービスの活用事例と、各サービスの操作手順との組み合わせで、Web2.0サービスが使いこなせるようになっています。ここでは、各章の活用事例全文を再掲載し、各サービスの操作手順は1サービス分をまるごとPDFで公開します。





トレンドワード

 まずはkizasi.jpでトレンドワードをチェックしよう。kizasi.jpはブログで話題になっている単語をピックアップしてくれるサイトだ。

 これまでにも、ニュースサイトのアクセスランキングや、検索サービスの検索ワードランキングなどはあったが、このサービスは、世間一般の人が書いたブログの記事に多く登場するキーワードをランキングやグラフ形式で教えてくれるのが特徴だ。短時間で直感的にトレンドをつかめるので、忙しくてニュースをチェックできない人でもkizasi.jpがあれば大丈夫。


kizasi http://kizasi.jp/

goo検索ランキング http://ranking.goo.ne.jp/keyword/ 急上昇キーワードや注目ワード、「検索で知るコトバ」など
瞬ワード http://www.nifty.com/search/shun/ 検索キーワードランキングでトラックバックもできる
BIGLOBEサーチ
旬感ランキング
http://search.biglobe.ne.jp/ranking/ 注目ワード、旬感サイト、こだわりテーマランキングなど
その他のトレンドワードランキング





ブログ検索

 気になるキーワードを見つけたら、Googleブログ検索でさらに評判を追いかけてみよう。

 Googleブログ検索は、Googleが収集したページの中から検索対象をブログ・ニュースのみに絞った検索サービスだ。感想や評判などを具体的に知ることができる。

 Googleは膨大な量のページ情報を収集しており、収集しているブログの数も非常に多い。kizasi.jpの対象となっていないブログまでも見つけることができるだろう。


Googleブログ検索 http://blogsearch.google.co.jp/

テクノラティ http://www.technorati.jp/ 米国のブログ検索サービスの日本語版
Yahoo!ブログ検索 http://blog-search.yahoo.co.jp/ グラフ比較表示や「評判検索」や「まとめ検索」などの機能が
Ask.jp http://ask.jp/blghome.asp 「最速ブログ検索」で最新のブログ記事からの検索ができる
その他のブログ検索





百科事典

 ニュースやブログを読んでいるうちに、よくわからない言葉にぶつかってしまった。そんなときはウィキペディアが役に立つ。

 ウィキペディアは、世界中で10万人以上が利用している、ユーザーが作るオンライン百科事典だ。たくさんの人が参加して作られているので、幅広い知識がまとまっている。積極的に利用して知識を深めよう。

 ただし、熱中しすぎて気づいたら1時間以上経っていた、なんてことがないように。


ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/




Q&Aサイト

 ウィキペディアやGoogleで調べてもわからないことは、Q&Aサイトを利用して人に聞いてしまおう。

 Q&Aサイトとは、ユーザー同士で質問したり答えたりして、お互いに支え合い、知識を共有するサービスのことだ。

 なかでもYahoo!知恵袋は、参加している人数が多いので、自分と同じ疑問を持っている人が既に質問してことも多い。また、同じ質問がなかった場合でも、自分で質問すれば、すぐに回答が寄せられるかもしれない。


Yahoo!知恵袋 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/

Yahoo!知恵袋 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/ ユーザー数が一番多く、質問は多種多様
教えて!goo http://oshiete.goo.ne.jp/ 日常生活や恋愛などの質問が多い傾向がある
人力検索はてな http://q.hatena.ne.jp/ 有料サービスのため、回答が集まりやすく、技術系の質問に強い
その他のQ&Aサイト





翻訳

 資料を集めているうちに、英語や外国語のサイトのデータが必要になってしまうこともある。

 英語が読めなくても、気後れする必要はない。Google翻訳を使えば、単語・文章・Webページなど、なんでも日本語に翻訳してくれる。うまく使えば、海外のトレンドをいち早く取り入れることができるかもしれない。


Google翻訳 http://www.google.co.jp/translate_t?hl=ja

 「実践 Web2.0 BOOK」のChapter3「他のユーザーの持つ知識を活用しよう」では、kizasi/Googleブログ検索/Wikipedia/Yahoo!知恵袋/Google翻訳の使い方を紹介しています。今回はこの中から「3-1 kizasi」全ページをPDFで公開します。その他のサービスについても知りたい方は、書籍またはPDF版をお買い求めください。


【ダウンロード(全7ページ/本文4ページ)】

 公開されているPDFは、無断での複製・配信・送信・送信可能化を禁じます。また、ホームページ上における掲載、オークション販売なども一切禁止します。


関連情報

URL
  実践 Web2.0 BOOK
  http://home.impress.co.jp/reference/2418.htm
  実践Web2.0 BOOK【PDF版】
  http://home.impress.co.jp/reference/EL070011.htm
  立ち読みインプレス:実践 Web2.0 BOOK(IEのみ対応)
  http://ebook.webcatalog.jp/engine/isapi/frame.dll?bc=9405&ul=ja

2007/09/20 11:10

「実践 Web2.0 BOOK」著者陣
津久井玲宏<みらの> ブログ Milano::Monolog
古川健介<けんすう> ブログ したらば元社長日記
野間恒毅<のま> ブログ のまのしわざ
秋田真宏<あきやん> ブログ akiyan.com
吉川英興<ひでおき> ブログ すてき日記
秋元裕樹<akky> ブログ 秋元@サイボウズラボ・プログラマーBlog
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