パナソニック、「VIERA」Vシリーズでアクトビラ対応の新製品


「TH-P65V1」との「TH-P58V1」

 パナソニックは、デジタルテレビ「VIERA」のVシリーズとして、YouTubeやアクトビラなどに対応した65V型/58V型のモデルを9月15日に発売する。店頭想定価格は65V型の「TH-P65V1」が70万円前後、58V型の「TH-P58V1」が55万円前後の見込み。

 今回発売した「TH-P65V1」と「TH-P58V1」は、発光効率を高めた「ネオ・プラズマパネル」を搭載。動画解像度1080本やコントラスト比4万対1を実現するなどの高画質化を図り、「デジタルシネマに迫る豊かな色表現」が楽しめるという。また、PZ800シリーズの同V型モデルと比較して年間約35%の節電ができる。

 ネットワーク機能では、インターネットに接続することで、アクトビラの動画配信サービス「アクトビラ」/「アクトビラ・ビデオ・フル」や、YouTubeの視聴が可能。また、本体に搭載したSDカードスロットで、SD/SDHCカードに保存した静止画やHD画質の動画視聴もできる。

 HDMIケーブルで本体と対応HDDレコーダ「DIGA」を接続することで、「DIGA」での録画予約やコンテンツ再生などに対応。また、接続したDIGAや対応シアターなどを「VIERA」のリモコンで操作できる「ビエラリンク」が利用できる。

 ハイエンドモデルのため、接続端子類もHDMIが4ポートなど豊富に装備した。外部との接続端子は、HDMI端子4系統4端子、D4端子1系統1端子および音声入力1系統、LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)、パソコン(RGB)入力ミニD-Sub15Pin1系統。

 このほか、地上デジタル/アナログ/BS・110度CSデジタル-IF入力端子、ビデオ入力3系統3端子および音声入力3系統、モニター出力1系統1端子および音声出力1系統、光デジタル音声出力端子、lrシステム端子、ヘッドホン/イヤホン端子1系統、モジュラー端子(電話回線)2,400bpsを装備する。

 省エネ機能としては、「VIERA」の視聴状態に応じて、接続した未使用機器の電源を自動でオフにする機能「こまめにオフ」、DIGAの待機電力モードを自動で最小に切り替える「ECOスタンバイ」などを搭載する。

 本体サイズと重量は、65V型モデル「TH-P65V1」が157.2×101.6×41.5cm(横幅×高×奥行・スタンドあり)で約67kg、58V型の「TH-P58V1」がTH-P58V1」142.2×93.3×38.7cmで約52kg。


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(村田 奏子)
2009/8/5 17:15