コレガ、小型筐体を採用した11n/b/g無線LANルータ


 コレガは、本体サイズが28×90×125mm(幅×奥行×高)の小型筐体を採用した、IEEE 802.11nおよびIEEE 802.11b/g準拠の無線LANルータ「CG-WLR300NM」を11月中旬に発売する。標準価格は6615円。

 「CG-WLR300NM」は、理論値で最大300Mbpsの無線LAN通信が可能な製品。アンテナは本体に内蔵しており、送受信構成は2×2。有線インターフェイスは、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×3ポートを搭載。有線LANスループット(公称)は、DHCP接続時のFTP測定値が約94.44Mbps、PPPoE接続時で約93.67Mbps。


CG-WLR300NMCDとのサイズ比較

 無線LANセキュリティは、64/128bitのWEP、WPA/WAP2(TKIP/AES)などをサポート。また、異なるセキュリティレベルのSSIDを2つ設定できる「マルチAP」機能や無線LAN設定システム「WPS」、無線の電波を指定した時間に停止できる「無線スケジュール停止」機能、無線/有線LAN接続したPCごとにインターネット接続制限を設定できる「インターネットアクセス制限」機能などが利用できる。

 同時2接続までのPPPoEマルチセッション、IPv6ブリッジ、VPNパススルー(PPTP/L2TP)などにも対応。加えて、LANポートのリンク状態を自動判別して電気出力を調整する「パワーコントロール」機能、LEDの点灯・消灯をコントロールできる「LED消灯モード」といった省エネ機能も用意する。このほか、本体背面のスイッチ操作で、無線LANルータ機能をオフにして、無線LANアクセスポイントとしても本製品を利用できる。

 本体外観はピアノ調仕上げで、重量は150g。横置き設置に加えて、本体底面の回転式スタンドを利用した縦置き設置も可能だ。


縦置き/横置き設置に対応本体背面

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(村松 健至)
2009/11/11 15:04