エムロジック株式会社のCHEEBOWこと関根元和です。WindowsやPDAのアプリケーション開発、Movable Typeによるサイト構築やプラグイン開発などをメインの仕事としており、「ヒビノアワ」というブログも書いています。
今回は、僕が仕事で使っているメインマシンのデスクトップを紹介します。
■ アイコンの配置が重要
メインマシンのOSはWindows XPです。ずいぶん長い間Windows 2000を使ってきましたが、昨年Windows XPに切り替えました。仕事で使うPCは安定性が一番重要なので、新しいものを積極的に使うよりも、使い慣れ安定したものをじっくり使っています。
現在のデスクトップはこんな感じです。
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現在のデスクトップ、アイコンが多いです
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基本的にデスクトップはランチャーとして使っています。右にネットワーク系、左に開発系と分類してあり、左右にアプリケーションへのショートカットを配置しています。
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ブラウザを使っているところ
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左右に分けているのは、実は理由があります。たとえば、上の画面のようにブラウザを使っている状態では、デスクトップ上のアイコンが左右2列ずつクリックできるようになっています。
普段使うほとんどのアプリケーションで、最大サイズがこのくらいになるように設定してます。なので、アプリケーションを最大化して使うことがほとんどありません。
デスクトップは壁紙も設定していませんし、スクリーンセーバーも使いません。デスクトップはあくまでシンプルに、アイコンがきちんと見えるということが、僕にとって重要なのです。
デスクトップのテーマは、個人的には「Classic」が好きなのですが、Windowsのアプリケーションを開発していることもあり、ユーザが目にする機会の多い「Luna」を使っています。こうすることで、ユーザが見るインターフェースでアプリケーションを開発できます。
■ メモ代わりに「ペタろう」を
ちょっとしたメモなどは「ペタろう」という付箋紙ソフトに書いています。「ペタろう」は僕自身が開発を担当しているソフトなので、愛着があります。
ペタろうにはToDoや電話番号メモ、ソースコードの断片などなど、なんでも書いておきます。「ペタろう」にはイントラ内などネットワーク経由で付箋を送る機能もあるので、社員同士で面白いURLを見つけた時など、ちょっとしたやり取りに使うことも多いです。 いろいろなデザインに変更できるのがウリの「ペタろう」ですが、僕はほとんどの場合デフォルトのままで使っています。
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デスクトップ上に、たくさんのペタ。お見せできない情報ばかりです……
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「他の人にぺったん」機能で送信
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■ コミュニケーションツールで「いつでもつながっている」感
コミュニケーションツールは、Windows Live Messangerを中心にGoogle Talk、Skypeなどをいろいろと使っています。仕事仲間と相談をしたり、疑問点を質問したりするときに非常に役に立っています。
仕事中にチャットというと眉をしかめる人もいそうですが、社内で悩んでいても解決できないことも、ネットでつながっている誰かなら解決できるかもしれませんし、逆に誰かの疑問を僕が解決できることがあるかもしれません。こういうつながりはとても大切だと思っています。
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コミュニケーションツールだらけのデスクトップ
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最近話題になっている、いわゆる「マイクロブログ」も使っています。これは、主に仕事の息抜きとして、ふと思いついたことを呟いてみたり、誰かの呟いた言葉を読んで楽しんだりしています。これらのサービスを便利に使えるよう、「Twit」「Twit4TL」といった自作のアプリケーションも開発し、便利に使っています。なお、さまざまなマイクロブログに一気に同時投稿できるツールも使っているのですが、これはまだ公開していません。
エムロジックでは北海道にも社員がいるため、社内IRCを使ってさまざまな業務の打ち合わせを行なっています。最初はIM経由でやりとりしていたのですが、社員全員で話すときに手間がかかるため、IRCを使うことにしました。出社したらIRCにログインして朝の挨拶を交わすのが仕事のスタートです。物理的な距離を考えずに打ち合わせができたり雑談ができるので、遠く離れていて顔を合わせられない状態でも、一緒に仕事をしているという実感が得られます。
■ 開発のためのソフトウェア
Windowsのアプリケーション開発からMovable Typeのプラグイン開発、サイト構築、PHPによるWebアプリケーション開発まで何でもやるのがエムロジックスタイル(笑)なので、開発ツールも数多く使っています。
Windows用のアプリケーション開発には主にDelphiを使っています。自分で作りためたライブラリが豊富にありますので、非常に手早く開発できます。画面にUI部品を貼り付けていくお手軽なUIデザインもとても便利です。
できあがったアプリケーションは余計なランタイムやDLLが不要なので、CD-ROMから直接起動するアプリケーションの開発などに重宝します。案件によっては、MicrosoftのVisualStudioも使いますが、個人的にはDelphi大好き! です。
PerlやPHPのコードを書くときには、テキストエディタのK2Editorを使っています。HTMLモードの時のカラーリングが好みだったのが使い始めたきっかけだったのですが、今は、このエディタのdiff機能(ファイルの差分を比較する機能)に惚れ込んでいます。仕事柄、ファイルの差分を調べる作業が多く、これを楽しく簡単にできるのが嬉しいです。
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このカラーリングに惚れました
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Web系の開発では、サーバにログインして作業する必要がありますが、これにはターミナルエミュレータの「Poderosa」を使っています。Web開発用に、僕の仕事机の下には自分用のLINUXマシンがあり、それにログインして作業をしています。
■ CHEEBOWの利用ソフト・サービス
2007/07/06 11:12
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CHEEBOW(関根元和) エムロジック株式会社取締役。Windows用やPDA用のアプリケーションをメインに、Movable Typeのプラグイン開発、コンサルティングを行う。個人では「CHEEBOW」の名前でフリーウェア開発、音楽活動なども行っている。ミステリと少女漫画と猫が好き。歌って踊れるプログラマーを目指す。ブログ:ヒビノアワ |
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