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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
Outlook Express 6にBCCのメールアドレスが表示されてしまう不具合

 米MicrosoftやセキュリティベンダーのSecuniaは、メールソフト「Outlook Express 6」に、「BCC(Blind Carbon Copy)」に記入したメールアドレスが表示されてしまう不具合を発表した。修正するためには、設定変更を行なうか、個別に問い合わせて修正プログラムを入手しなければならない。

 この不具合は、Outlook Express 6を利用してメールを送信する際、BCCに入力したメールアドレスが、受信者に見られてしまう可能性があるというもの。この現象は、メールを分割して送信する設定にしている場合でのみ発生する。

 通常、メール送信時には「TO(宛先)」や「CC(Carbon Copy)」とBCCが用意されており、目的に応じて使い分けられている。BCCは受信者に送信先メールアドレスを見られたくない場合(一斉配信など)に、多く用いられている。今回の不具合は、メール送信時に「メールを分割して送信する」設定をしている場合、受信者のメール本文に、TOやCCに指定したメールアドレスに並んで、BCC欄に入力したメールアドレスが表示されてしまうというもの。

 ただし、この不具合が発生するのは、メールを分割して送信する設定にしている場合のみ。分割して送信する設定になっているかどうかは、「ツール」の「アカウント」にある「メール」のアカウント設定を確認すればわかる。

 この不具合を修正するためには、「メールを分割して送信する設定」を解除するか、米Microsoftが提供している修正プログラムを適用すればよい。ただし、修正プログラムは公開されておらず、個別に問い合わせて入手する必要があるので、注意が必要だ。


関連情報

URL
  米Microsoftのニュースリリース(英文)
  http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;843555
  Secuniaのニュースリリース(英文)
  http://secunia.com/advisories/12376/


(大津 心)
2004/08/26 13:28
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