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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
dokoyo.jp、1IDで公衆無線LANサービスとVPN接続サービスが利用可能に

 IRIコマース アンド テクノロジーは、全国の無線LANスポットが検索できるサービス「dokoyo.jp」の機能拡張を7月上旬より実施する。dokoyo.jpから、トリプレットゲートの公衆無線LANサービス「Wireless Gate」とネットイン京都の公衆VPNサービス「ユビックワークウェア」が1つのIDで利用可能となる。

 dokoyo.jpは、携帯電話やPHS・PDAからも利用できる無線LANスポット検索サービス。今回の機能強化により、会員登録を行なえばdokoyo.jpのIDで公衆無線LANサービス「Wireless Gate」のアクセスポイントに接続できる。また、PPTPによる公衆VPNサービスの「ユビックワークウェア」の利用もdokoyo.jpのIDで利用できる。今回行なわれる機能強化は、dokoyo.jpのエンジンを利用している「RBB TODAY」の無線スポット検索機能でも利用可能になるという。

 サービス開始時期は、公衆VPNサービスが7月上旬から、公衆無線LANサービスが7月下旬から。料金は、公衆無線LANサービスが月額210円で、追加して315円または399円を支払うことでアクセスポイントを2時間利用できる。また、公衆VPNサービスは月額980円で利用できる。

 今回の機能拡張について、IRIコマース アンド テクノロジーの取締役の中島昌彦氏は「dokoyo.jpのプラットフォーム上で、アクセスポイントの検索、公衆無線LANサービスの提供、セキュリティ機能の提供を統合化したサービス提供ができる」と期待を表わした。また、RBB TODAY編集長の伊藤雅俊氏は「ユーザーにとって利便性が高いサービスには、安心して歩ける道が必要なように、セキュリティ面での安心感が必要」と、公衆無線LANサービスでのセキュリティ対策機能の重要性を訴えた。

 dokoyo.jpの発表会場には、トリプレットゲートのCEOである池田武弘氏とネットイン京都のCEOである高木治夫氏が出席。Wireless Gateおよびユビックワークウェアのサービス概要説明を行なった。この中で、池田武弘氏はWireless Gate向けの接続ツールを7月上旬に提供する予定であることを発表した。提供予定の接続ツールは、Internet Explorerなどのブラウザのツールバーとして動作するもので、ボタン操作のみで公衆無線LANに接続できるほか、電波強度の確認やアクセスポイント検索、VPN接続などが行なえる。また、RSSリーダー機能も搭載する。


dokoyo.jpの検索結果から接続のイメージ IRIコマース アンド テクノロジーの取締役の中島昌彦氏 RBB TODAY編集長の伊藤雅俊氏

トリプレットゲートが提供予定のWireless Gate接続ツール トリプレットゲートCEOの池田武弘氏 ネットイン京都CEOの高木治夫氏

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.iri-ct.co.jp/release/2005/20050630_dokoyo.html
  Wireless Gate
  http://www.tripletgate.com/wirelessgate/
  ユビックワークウェア
  http://ubiq.bz/

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(大久保有規彦)
2005/06/30 17:09
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