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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
サイレックス、無線LANによるUSBデバイスサーバーを軸とした事業説明会

SX-2000WG
 サイレックス・テクノロジーは1日、9月7日発売予定の無線LAN上で機器を共有可能にするUSBサーバー「SX-2000WG」の紹介および事業説明会を開催した。

 SX-2000WGは、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LAN機能を搭載したUSBデバイスサーバー。USB 2.0×1ポートを装備し、接続したUSB機器をネットワーク経由で複数台のパソコンにて共有できる。また、USBハブを利用することでハブを含めて最大15台までのUSB機器の接続が可能だ。

 USB機器は、同社が独自に開発したUSBデバイス管理ツール「SX Virtual Link」を利用して、ローカル接続時の感覚で接続や切断が可能だ。このほか、機器設定はネットワーク経由に加えて設定ユーティリティ「Device Server Setup」を利用してUSBメモリ経由でも可能。また、Microsoftの「Windows Connect Now」にも対応予定だという。セキュリティ機能は、64/128bitのWEP、WPA-PSK(TKIP/AES)をサポートする。

 同社では、SX-2000WGを日本国内向けに9月7日より販売を開始するほか、アメリカやカナダ、イギリスなど22カ国での販売も9月中旬から開始。販売開始後1年間で10万台の売り上げを目指すという。日本国内での販売価格は17,640円。


SX-2000WGの背面 SX-2000WGは横置きも可能だ

「Device Server Setup」USBメモリ経由による設定の模様 USBデバイス管理ツール「SX Virtual Link」

 サイレックス・テクノロジー上席執行役の上田豊氏は、同社のプリントサーバ事業についても説明。「我が社は、プリントサーバーでは2003年の時点で23%(同社調査)のシェアを占め、プリンタメーカーで知らないメーカーはほとんどいないといってもいい」「製品を納入するだけではなく、ネットワーク自体の構築を依頼する企業も多い」とコメント。また、「TCP/IPについては、ソースコードを1から作成することが可能だ。技術的には難しい事ではないが、1から10までTCP/IPを熟知しており、トラブル対処や改良をタイムリーに行なえる」と事業への自信を見せた。

 無線LAN事業については「SX-2000WGをプラットフォームとして展開する」と発表。今後は、同製品をベースとしてプリントサーバー、スキャナサーバー、iPodなどのポータブルオーディオプレーヤーに対応したミュージックサーバー、組み込み型としてのOEM提供などを行なっていく予定だという。

 また、無線LAN技術については、今後はIEEE 802.11a/b/gに準拠した製品の提供に加えて、IEEE 802.11nやUWB(Ultra Wide Band)といった新技術や、暗号技術や認証技術などの無線LANセキュリティ技術の開発を行なっていくという。また、無線LANモジュールについては自社開発製品を採用。これについては、品質面や製品確保の面で有利といった事情に加え、欧州連合(EU)が制定した電子機器の鉛や水銀など6物質の仕様を禁止した指令「RoHS」に対応するためだという。


同社のネットワーク製品 2003年のプリントサーバーの世界シェア USBデバイスサーバーのロードマップ

同社の無線LAN製品の展開 今後の無線LAN事業について サイレックス・テクノロジー上席執行役の上田豊氏

関連情報

URL
  サイレックス・テクノロジー
  http://www.silex.jp/

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(大久保有規彦)
2005/08/01 19:14
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