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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
OCN、メールソフトのプラグインを利用するメール暗号化サービス

 NTTコミュニケーションズが運営するOCNは、送信メールを自動で暗号化できるサービス「OCN暗号メールサービス」の申し込み受け付けを8月22日より開始、8月11日より試験サービスの申し込みを受け付ける。月額料金は、5アドレスまで登録可能なプランの場合で1,575円で、試験サービスは30日間無料で利用できる。

 OCN暗号メールサービスは、メールソフトにプラグインをインストールすることで、送信メールの本文や添付ファイルを暗号化して電子署名を添付できるサービス。また、パソコン上のファイルの暗号化や復元、完全消去も可能だ。対応するメールソフトは、Outlook 2002/Outlook 2003/Outlook Express 5.5以降。あらかじめ暗号化メールを送信するアドレスを登録し、メール送信時にメールソフトに追加される「暗号送信」のボタンをクリックして送信すると、メールが自動的に暗号化される。暗号化はIBE方式を採用している。

 受信側は、OCN暗号メールサービスに加入していればメールを受信した際に自動的に暗号が解除され、メールが閲覧できる。また、OCN暗号メールサービスに加入していないユーザーは、メールに添付される暗号化されたHTMLファイルをブラウザで開くことでメールの内容を閲覧可能だ。

 料金は、初期費用は基本工事費が1,050円、サーバー工事料が3,150円。月額料金は、登録アドレスが5アドレス以下の場合で1,575円から。また、プラン変更や登録アドレス変更時などの際にサーバー工事料1,050円が必要となる。OCN会員以外のユーザーも利用可能で、OCNの常時接続サービスおよびホスティングサービスのユーザーはオプションとして契約可能だ。

 サービス申し込み受け付けは8月22日より開始し、申し込みから通常7営業日でサービス利用が可能となる。また、8月11日より30日間のみ無料でサービスを利用できる試験サービスの申し込み受け付けも開始する。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2005NEWS/0008/0808.html

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(大久保有規彦)
2005/08/08 16:30
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