NTTデータ三洋システムが運営するSANNETは、4月7日よりNTTコミュニケーションズ(NTT Com)のVoIP基盤ネットワークを採用したIP電話サービス「SANNETフォン by NTT Com」を開始する。月額料金は280円で、IP電話対応機器はNTT東西が提供するものを利用する。
SANNETフォン by NTT Comの対象は、フレッツ・ADSL対応コースのうち、電話回線を共有するタイプ1を利用するユーザーに限定される。国内は全国一律3分8円、米国へは1分9円で通話できるほか、SANNETフォン by NTT Comおよび同じNTT ComのVoIP基盤ネットワークを採用したIP電話のユーザーと無料通話が可能。110や119、携帯電話やPHSなどはサービス対象外のため一般の電話回線に迂回される。
SANNETフォン by NTT Comの初期費用は500円で、月額料金は280円。なお、月額料金はサービス登録月のみ無料で利用できる。IP電話対応機器はNTT東西が提供するものをレンタルまたは購入して利用する。レンタルの場合、ADSLモデム内蔵ルータ型の「ADSLモデム-MNV/MV」が月額750円(スプリッタレンタル料除く)、ルータ型の「Web Caster V100」、ルータに接続して利用するアダプタ型の「VoIPアダプタ」がそれぞれ月額380円となる。