ネットワークスは1日、ISP料金込みで月額2,130円の12Mbps ADSLサービス「ノーラインネット常時接続サービスADSL12M」の提供を開始した。全国26都府県の約290局がサービスエリアとなる。
初期費用は8,500円と割高感があるものの、月額費用はモデム/スプリッターのレンタル料750円と合わせて月額2,880円。月単位で契約できる12Mbps ADSLの月額料金としては、ドルフィンインターネットの「D-ADSLライトプラン」の月額2,680円(モデムレンタル用700円を含む)に次ぐもので、アイテック阪神の「阪神タイガースADSL」の月額2,990円(同じく600円を含む)と並んで最安値の価格帯となる。なお、初期費用としてNTT地域会社の回線工事費と回線契約料、月額費用としてNTT回線使用料が別途必要だ。
ネットワークスはもともと無線LAN技術を活用した常時接続サービス事業でスタートした通信ベンチャーで、現在、青森県内の7エリア/8基地局で「ノーラインネットライト」という無線サービスを提供している。低価格ADSLサービスを開始する一方で、ノーラインネットも継続展開するとしており、今後は無線サービスの増速化も検討していく考えだ。
■ URL
ネットワークス
http://www2.networks.ne.jp/
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(永沢 茂)
2003/04/01 20:40
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