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ソフトバンクが中間決算で黒字化、携帯事業は「無理をせず着実に」
ソフトバンクの孫正義代表取締役社長
ソフトバンクは10日、2006年3月期の連結中間決算を発表した。半期の売上高は5,227億円、営業利益は44億円、当期損益は41億円。第2四半期の売上高は2,641億円、営業利益は75億円、当期利益は69億円となり、ブロードバンド事業開始後初の黒字決算となった。
孫正義代表取締役社長は決算説明会の冒頭、「本日はうれしい報告が2点ある」として、携帯電話事業への新規参入認可と黒字決算を挙げた。黒字化の要因については、Yahoo! BBなどを含むブロードバンド・インフラ事業が先行投資の段階を過ぎたことを挙げ、他にもこれまで投資してきた企業の上場による株式の売却益などがあり、全体として投資回収期に入ったと説明した。
半期の売上高の内訳は、ブロードバンド・インフラ事業が1,249億円、日本テレコムなどの固定通信事業が1,689億円、ヤフーなどのインターネット・カルチャー事業が712億円、イーコマース事業が1,236億円など。営業利益については、「おとくライン」の初期投資を抱える固定通信事業が赤字となった以外はすべて黒字で、これまで赤字が続いたブロードバンド・インフラ事業の黒字化が大きく貢献している。
事業説明では、ソフトバンクはYahoo! BBや日本テレコムなどのインフラの上に、Yahoo! JAPANというプラットフォーム・ポータルを持ち、さらにその上で音楽や放送、ゲーム、スポーツ、出版といったさまざまなサービス・コンテンツを展開していると説明。孫社長は、「こうしたネットワークをトータルで持っているのは世界でも当社しかないのでは」と語り、今後は高速なインフラを背景にした動画コンテンツサービスなどの展開を積極的に進めると語った。
また、2006年1月に1対3の株式分割を実施することも公表。個人投資家などに対して投資をしやすい環境を整え、流動性を向上させていくとした。
事業別の売上高
ブロードバンド事業の黒字化により連結営業利益も黒字に
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携帯電話事業は「今回は無理はせず着実に」
総務省から新規参入の認可を受けた携帯電話事業については、「ADSLやFTTHといった固定ブロードバンド事業の市場規模は7,600億円で、そこに約500社がひしめきあうという熾烈な競争状態にあり、我々はその市場の中で勝ち残ってきたという自負もある。一方、移動体通信はたった3社で8兆5,000億円という寡占市場で、我々から見ればたいへん恵まれた市場であると考えている」とコメント。ただし、事業展開については「新規参入者としていきなりシェアを一気に取れるというふうに甘く考えているわけではない。我々としては今回は無理をせず、一歩一歩着実にその成果を積み上げていきたい」と慎重な姿勢を見せた。
携帯電話事業の具体的なサービス内容については、「価格や技術については現時点では重大な企業秘密で、まだコメントすべきではないと考えている」として明言を避けた。事業展開については、「一番大きくお金がかかるのは顧客獲得コストで、固定インフラ事業に取り組んだ経験からも、これが一番高い。ただし、我々はまったくのゼロからの新規参入者ではなく、すでに1,100万回線の顧客を持っている。この顧客基盤を有効活用していく」と説明した。
孫社長は、「携帯電話の事業については、5~10年あるいは20年かけてじっくりと育てていくという姿勢でやっていきたい。来年にはナンバーポータビリティも開始され、今後はより優れたサービスを魅力的な価格で提供すれば、それなりの規模のマーケットシェアが取れるのではないかと考えている」とコメントし、ADSLのときのように無理に顧客獲得コストをかけてユーザーを獲得するといった手法は用いないとした。
技術面では、無線LANとWiMAX、3G HSDPAの3種類の無線を自動的に切り替えるトリプルハンドオーバー実験を紹介。3種類の無線が必要に応じて自動的に切り替わり、その間もストリーミングビデオが途切れず再生される模様を示し、「実質的な第4世代携帯電話を提供するものである」と説明した。
また、孫社長は「12月にもWiMAXの認可申請を受け付けると聞いている。せっかく画期的なトリプルハンドオーバーの技術が実現できたので、WiMAXについても事業者としての認可をいただきたい」と語り、WiMAXの免許も申請する方針を明らかにした。
固定ブロードバンド市場と移動体通信市場の比較
無線LAN、HSDPA、WiMAXによる「トリプルハンドオーバー実験」の模様を披露
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URL
ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/
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(三柳英樹)
2005/11/10 23:08
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