提供する楽曲は、NaxosをはじめDacapo、ARC、Hanssler Classicなど約20レーベルのクラシック音源を中心に、ジャズやワールドミュージックなど10,200タイトル、80,000作品、165,000トラックの楽曲を用意。今後も毎月平均15タイトル以上の作品を追加する予定だ。配信形式はストリーミング配信で、フォーマットはWMA9を採用、ビットレートは20kbps、64kbps、128kbpsを用意する。聴取には、Windows Media Player 9以上が必要となる。
サービス開始にあたって、ナクソス・デジタル・ジャパンの会長であるクラウス・ハイマン氏は「米国をはじめとした英語圏では、サービス開始当初は教育機関向けに提供し、18カ月で英語圏の大半の大学で採用されている」と、海外でのサービス状況を説明。また、ストリーミング形式での配信については、「iTunes Music Storeのサービス開始以来、ダウンロード型のサービスに話題が集中するが、ストリーミング形式でのライブラリ提供は、音楽を深く愛し、自分なりの研究をしてCDを買う傾向のユーザーが利用するサービス」とサービスの位置づけを語った。