総務省は、2003年3月末のDSL加入者数(速報値)を発表した。加入者数の合計は7,023,039回線と、DSL回線のみで700万回線を突破した。
3月単月の加入者数は433,172回線で、前月の469,984回線よりは下がったものの依然として40万回線以上の伸びを示している。
事業者別のDSL加入者数では、NTT西日本が前月から56,008回線増の1,127,404回線、NTT東日本が95,561回線増の1,430,146回線で、東西合計では前月から151,569回線増の2,557,550回線となった。
NTT東西の単月加入者数を前月と比較した場合、NTT西が56,428回線から56,008回線とほんのわずかながら下がった一方、NTT東が92,039回線から95,561回線と増加したため、DSL全体の加入者数は落ち込む中でNTT東西は逆に伸びている。NTT東西の単月シェアも前月の約32%から約35%に増加した。
ソフトバンクが発表した3月単月のYahoo! BB加入者数は18.1万回線と20万を切り、2月単月加入者数の21万件から3万件近く減少している。総務省の発表と合わせて考えると、今回のDSL加入者数の落ち込みはYahoo! BBの伸び悩みが大きく影響していると考えられる。
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DSL加入者数の推移
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■ URL
DSL普及状況公開ページ(総務省)
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/dsl/
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(甲斐祐樹)
2003/04/11 12:02
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