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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アイコム、無線LANアクセスポイントやカードなど4製品が新11aに対応

SE-50
 アイコムは、無線LANアクセスポイント、無線LANコンバータ、無線LANカードの合計4製品向けにIEEE 802.11aの新チャネルに対応させるファームウェアおよびドライバを公開した。同社Webサイトより無償でダウンロードできる。

 対象となる機種は、IEEE 802.11a/b/gに準拠した無線LANアクセスポイント「AP-50」「AP-50R」、無線LANコンバータ「SE-50」、無線LANカード「SL-5200」の合計4製品。いずれも新11aチャネルのうち、5.15~5.25GHz帯(W52)への対応を行なうもので、適用後は旧バージョンのファームウェアを適用することはできない。なお、無線LANカード「SL-5200」では、従来チャネルのJ52も継続して利用できる。

 AP-50とAP-50R、SE-50のアップデート手順は、配布されるファームウェアを本体に適用した後、メンテナンス画面からシリアルキー取得ページを表示。利用規約に同意することでシリアルキーが発行され、メンテナンス画面内の「W52チャネル移行シリアルキー入力」フォームにシリアルキーを入力するとアップデートが完了する。

 SL-5200では、ダウンロードしたファイル内にあるユーティリティを通じて、シリアルキー取得ページを表示。利用規約の同意を経てシリアルキーの発行を受け、ユーティリティに同キーを入力することで、アップデートが完了する。なお、アイコムではシリアルキー発行時には、ページの保存やコピーを行なうよう呼びかけている。

 新11aへのアップデートに合わせて、機能追加も行なわれる。AP-50、AP-50R、SE-50の3製品では、「eXtended Range(XR)」や「Wi-Fi Multimedia(WMM)」、WPA2、WPA2-PSKをサポート。SE-50では加えて、マルチクライアント機能に対応する。SL-5200ではXR機能に対応するとともに、無線ネット表示機能と通信統計機能が改良される。


関連情報

URL
  ファームウェアダウンロードサイト
  http://www.icom.co.jp/download/

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(村松健至)
2005/12/27 17:42
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