MS06-002は、埋め込みWebフォントの脆弱性により、リモートでコードを実行される問題に対応する。この問題では、悪意のある埋め込みWebフォントにより、ユーザーがWebページやHTMLメールを閲覧した際に任意のコードを実行される危険性がある。対象となるOSはWindows XP/2000/Me/98およびWindows Server 2003。
MS06-003は、OutlookおよびExchange ServerのTNEFデコードの脆弱性により、リモートでコードが実行される問題に対応する。対象となるソフトウェアはOutlook 2003/2002/2000およびExchange Server 2000/5.5/5.0。該当するOutlookが含まれるOffice製品(Office 2003/XP/2000)も対象となる。