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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ADSLフィールド実験の名簿など、NTT東西の顧客情報がまたWinny流出

 NTT東日本とNTT西日本は8日、NTT西日本の社員の私物PCがP2Pソフト「Winny」を介してウイルスに感染し、インターネット上に顧客情報237件が流出したことを明らかにした。

 流出したのは、NTT東日本の113ユーザー(個人が58人、法人が55社)とNTT西日本の124ユーザー(個人が106人、法人が18社)の氏名(会社名)、住所、電話番号、メールアドレスなど。1998年に実施していたADSLのフィールド実験で使用した名簿と、NTT西日本の社員がNTTのサービス・商品を知人に販売するための販売勧奨リストの情報が含まれていた。あわせて、NTTグループ社員の個人情報約2,000件が流出した可能性もある。

 NTT西日本によれば、外部からのメールによって1日に流出が判明したという。NTT東西では業務関連情報を社外に持ち出すことを禁止しており、今後は個人情報の取り扱いを再度徹底するとともに、全社員に対して私物PCに業務関連情報が保存されていないかどうかを一斉点検させる。

 NTT東西では、2月24日にも業務委託先社員の私物PCからフレッツユーザー約1,400件分の顧客情報がWinnyによって流出したことを発表していた。


関連情報

URL
  ニュースリリース(NTT東日本)
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0603/060308.html
  ニュースリリース(NTT西日本)
  http://www.ntt-west.co.jp/news/0603/060308.html

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(増田 覚)
2006/03/08 14:48
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