So-netは、提供中のPHS定額制データ通信サービス「bitWarp」のサービスメニューを一新。PHSデータ通信とブロードバンド接続コースとのパッケージを「bitWarpパック」として月額利用料を下げたほか、新たにPHSデータ通信サービスを単独で利用可能とした。
新設される「bitWarp 32コース」「bitWarp 128コース」はPHS定額データ通信単独のサービス。月額利用料は通信速度が32kbpsの「bitWarp 32コース」が5,300円、128kbpsのコースは「bitWarp 128コース」が8,500円となる。
また、bitWarpと接続サービスがセットになったコースは「bitWarpパック」となり、接続サービスの月額利用料とbitWarp単独の月額利用料の合計額から32kbpsは1,500円、128kbpsは2,000円割り引かれたものとなる。そのため、So-netのブロードバンド会員は実質、32kbpsタイプは月額3,800円、128kbpsタイプは月額6,500円の追加でPHS定額データ通信サービスが利用可能となる。
「bitWarpパック」に対応するコースはSo-net ADSLの各速度、So-net光(TEPCO)フレッツ・ADSL、Bフレッツに対応した各コース。従来の料金と比較して月額220~1,000円の値下げとなっており、以前からのユーザーは新コースに自動的に移行され、5月請求分から新料金が請求される。So-net光(USEN)やアクセスコミュファ対応コースへは現在未対応だが、後日対応を予定している。
なお、「bitWarp 32コース」「bitWarp 128コース」はSo-netの通常のアクセスポイントへのダイヤルアップ接続も時間無制限で可能となっているため、従来のダイヤルアップとbitWarpとのセット「とことん & bitWarp」と違いはない。また、bitWarpの利用にあたっては19,800円の専用PHS通信カードが必要となるが、年間契約制度などがないため、月単位でbitWarp利用の有無を設定することができる。
■ URL
ニュースリリース
http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2003/030501.html
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(正田拓也)
2003/05/01 15:34
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