ネットツーコムとTechFaith Wireless Communication Technologyは、IEEE 802.11b/gの無線LANとHSDPAに対応した携帯IP電話端末の共同開発と試作機を発表した。
この試作機は、CPUにインテルのPXA270を採用し、クアルコム製のHSDPAチップセット(MSM6280)を搭載した端末。OSにはWindows CE 5.0およびWindows Mobile 5.0を採用し、無線LAN環境ではIP電話として利用できるほか、公衆網を利用した携帯電話としても動作する。また、ネットツーコムが独自開発した省電力技術と専用の無線LANドライバを利用することで、Windows CEを搭載した場合で100時間以上の連続待受が実現できるとしている。