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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| メタルプラスが音声サービスの売上減少に歯止め、KDDIの2006年3月期決算 | ||||||||||||||||
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KDDIは25日、2006年3月期（2005年4月～2006年3月）の連結決算を発表した。売上は前年比4.8％増の3兆608億円で、初めて3兆円を突破した。営業利益は0.1％増の2,966億円、経常利益は2.7％増の2,940億円、当期純利益は5.0％減の1,906億円だった。auとツーカーを含む移動通信事業が引き続き好調で、固定通信事業の減益を吸収した。 ■ 固定通信事業の営業赤字が613億円に
一方、固定通信事業は、売上が前年比3.9％増の6,193億円だったものの、営業赤字が前年の3億円から613億円へと拡大した。固定電話サービスの「メタルプラス」の拡販などによりコストが増加した。とはいえ、メタルプラスはエリア拡大に伴い下期に開通が加速したとしており、期末目標だったという170万回線を達成し、累計で180万回線近くが開通したという。 これにより音声サービス（KDDI単体）の売上減少に歯止めがかかり、2006年3月期の上期を底に、同下期には増加に転じた。「メタルプラスにより、音声サービスそのものについても売上が回復できるのではないか」（KDDIの小野寺正代表取締役社長兼会長）という。 ■ 今期はメタルプラスを275万回線、FTTHを29万回線に拡大
固定通信事業を見ると、売上が前年比18.7％増の7,350億円、営業赤字が460億円と予想している。FTTH事業の赤字は拡大するものの、メタルプラスなどFTTH以外の赤字が改善されるため、2006年3月期の営業赤字613億円から縮小できるものと見ている。固定通信事業も2006年3月期が「底」だったと見ており、「今後、600億円を超える赤字が出ることは想定していない」（小野寺社長）。2008年3月期には、FTTHを除く固定通信事業全体が黒字化する見込みだ。 メタルプラスの契約数については、前年比95万回線増の275万回線にまで拡大し、赤字を縮小。さらに2008年3月期には予定通り、通期ベースでの黒字化を予定している。 FTTHについては、2006年6月頃から東京電力との統一ブランドでのサービスを開始する計画だが、まずは関東エリアにおいて両社の連携によるFTTHの「成功モデル」を構築することに重点を置く。その後、2007年1月をめどに東京電力のFTTH事業（光ネットワーク・カンパニー）をKDDIに統合する方向で話し合いを進めており、2007年3月期には、FTTHの累計加入者数について前年比12万回線増の29万回線を見込んでいる。
■ ＵＲＬ KDDI 投資家情報 http://www.kddi.com/corporate/ir/ ■ 関連記事 ・ KDDI、メタルプラス減収もau事業の好調で増収増益～第3四半期決算 （永沢 茂） 2006/04/25 21:04 |
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