東京都内で10日、TVバンク、ヤフーなどが後援するオーディション「第1回インターネット美女コンテスト」の本戦大会が開催された。予選で選ばれた20名の女性が演技や水着ウォーキング審査にチャレンジし、グランプリの座を競った。
■ ネット活用型のコンテスト。本戦の模様はライブ配信
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審査委員長を務めたTVバンク取締役COOの中川具隆氏
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第1回インターネット美女コンテストは、TVバンク、女性ファッション誌「JJ」、芸能プロダクション「オスカープロモーション」、ヤフーが後援する大規模オーディション。16歳から25歳までの女性を対象としたもので、3月23日から4月26日までの募集期間で5,560名がエントリーした。全国5カ所で行なわれた地方予選では50名を選出。さらに特設Webサイトによる一般視聴者の審査投票を経て、最終審査となる10日の本選大会には20名が出場した。
今回のコンテストでは、応募から審査までの各所でWebサイトを活用。エントリーはもちろん、一般視聴者による審査投票なども特設Webサイトを通じて行なわれた。本選大会の模様はYahoo! 動画にて当日ライブ中継されたが、その配信中も投票を受け付け、最終審査に反映させている。
最優秀賞となるグランプリを含め5つの賞が設けられており、後援各社との協力により、オリジナルドラマへの出演や、JJのモデルとして起用される権利が与えられる。また各賞の受賞者とも、オスカープロモーションへの所属が約束される。
本選大会に先だって挨拶したTVバンク 取締役COOの中川具隆氏は「インターネット時代でのスター育成」をキーワードに挙げ、「インターネットが強力なメディアとなりつつある状況を踏まえ、ソフトバンクグループとしてもインフラだけでなく魅力的なコンテンツを提供していていく必要がある」と開催の経緯を語った。さらに「第2回、第3回とコンテスト重ねることで、第1回グランプリの受賞者をさらに輝かせたい」と、継続的な取り組み姿勢を表明した。
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本選に出場した20名
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コンテストの模様
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■ 菊川怜、森泉らがゲスト審査員として登場
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女優の菊川怜(左)とモデルの森泉がゲスト審査員
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本選大会では出場者による自己紹介、2人1組による演技審査、水着を着用してのウォーキング審査、審査員との質疑応答が行なわれた。各審査には、女優の菊川怜、モデルの森泉、ファッションエキスパートの植松晃士が加わっている。
審査終了後は、JJのモデルであるLIZA、藤本恵里子、浦浜亜里沙によるトークショーが開催され、モデルとしての初仕事や最近気になるファッションの話題を交えつつ、審査を終えたばかりの出場者にエールを送った。さらに、自身もオーディションで緊張した経験があると語る歌手の安良城紅がミニライブを披露した。
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2人1組で行なわれた演技審査。古着屋での会話という設定
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審査終了後の出場者
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JJのモデルによるトークショー。左よりLIZA、藤本恵里子、浦浜亜里沙
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安良城紅によるライブが行なわれた
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■ 19歳の学生、苫米地玲奈さんがグランプリ
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グランプリを獲得した苫米地玲奈さん
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グランプリの座は、19歳の学生、苫米地玲奈さんが射止めた。トロフィーを贈られた苫米地さんは涙混じりの声で「グランプリになれたのは、応援してくれた皆さんのおかげ。どうもありがとうございます」とコメント、場内からの拍手を浴びた。
グランプリ以外の各賞も同時に発表された。一般視聴者の投票が票をもっとも多かった出場者に贈られる「Yahoo! JAPAN賞」には篠崎彩音さんが、「オスカープロモーション賞」には齋藤恵さんが輝いた。また、池田沙絵美さんが「ブロードバンド ドラマ賞」「JJ賞」をダブル受賞。審査員を務めた菊川怜とオリジナルドラマで共演する権利、JJ誌面デビューする機会を手にした。
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「Yahoo! JAPAN賞」を受賞した篠崎彩音さん
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「オスカープロモーション賞」の齋藤恵さん
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池田沙絵美さんは「ブロードバンド ドラマ賞」「JJ賞」をダブル受賞
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受賞者も記念撮影時には笑顔が溢れた
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■ URL
第1回インターネット美女コンテスト
http://www.ib-contest.jp/
(森田秀一)
2006/06/12 11:41
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