Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ポケモン全386体が登場する学習コンテンツ「ポケモンPCマスター」

ポケモンPCマスター
 ポケモンラーニングは、小学生を対象とした学習コンテンツ「ポケモンPCマスター」を6月20日に開始する。月額料金は1,890円で、対応OSはWindows XP/2000。

 ポケモンラーニングは、日本電気(NEC)とポケモンによって2005年3月1日付で設立された会社。第1弾サービスとなるポケモンPCマスターは、専用ソフトを利用したダウンロード型のコンテンツで、「P-OS」と呼ばれる仮想OSソフトを利用し、パソコンスキルや情報モラルを核としたコミュニケーション能力や表現力、課題解決能力をカリキュラムごと学んでいく。

 サービス利用の条件はひらがなとカタカナが読めることで、小学生が主な対象。推奨動作環境は2GHz以上のCPU、512MB以上のメモリ、2GB以上の空きHDD容量、DirectX9対応のグラフィックボードと比較的高スペックが要求されるが、グラフィックのスペックを落とした軽量バージョンも用意されている。決済方法はクレジットカード、BIGLOBE決済、郵便振替、コンビニ支払いで、入会初月は無料で利用できる。

 学習カリキュラムは、ポケモンPCマスターに合わせて開始されるパソコン検定協会の認定資格「ジュニアP検」に準拠。ポケモンPCマスターの10ステージがそれぞれジュニアP検の10級から1級に対応しており、ステージクリアと同時にジュニアP検の資格を取得できる。また、全ステージクリアすると、ジュニアP検の上位資格である「P検」準4級の合格認定が取得できる。


スタートから選択できる「ピカチュウ」
 開始時には「ピカチュウ」「ヒトカゲ」「マリル」の中から好きなポケモンを選択可能。学習を進めていく過程で他のポケモンを収集し、自分のキャラクターを変更できる。収集できるポケモン数は386体で、今後劇場映画などで登場する新作ポケモンも追加で配信していく。

 タイピングやPCに関するクイズ、イラスト描画といったコンテンツを、バトル形式で進めていく。また、P-OS上で利用できるオリジナルのペイントソフトや文章作成ソフト、表計算ソフトなどを使ったPCアプリケーションの操作方法も学ぶことができる。作成したファイルはP-OS上の仮想デスクトップやフォルダに保存できる。

 会員間のコミュニケーション機能も用意されている。ポケモンPCマスターのユーザーには会員専用のページが提供され、メッセージ送受信や掲示板を通じたコミュニケーションが可能なほか、複数ユーザーでチームを結成し、問題に挑戦することもできる。また、自分で問題を作り、他の友達に出題する「チャレンジドーム」というコーナーも用意されている。

 各ステージは1日に進められるカリキュラムが定められており、全ステージクリアには1年半から2年ほどの日数を要する。そのためポケモンラーニングでは「習い事の感覚で、長期間に渡って継続して学習して欲しい」としており、2006年度で35,000人の会員獲得を目標として掲げている。


ポケモンPCマスターのステージ タイピング練習

ペイントでマウス操作の練習 PC関連用語に関するクイズ

関連情報

URL
  ポケモンPCマスター
  http://www.pokemon-pcmaster.com/
  ニュースリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0606/2002.html


(甲斐祐樹)
2006/06/20 12:15
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.