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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
日立製作所、11gや有線でネットワーク接続できる液晶プロジェクタ

CP-X268AJ

CP-X260J
 日立製作所は、IEEE 802.11b/gによる無線LANでの映像受信に対応した液晶プロジェクタ「CP-X268AJ」を8月下旬に発売する。標準価格は346,500円。

 CP-X268AJは、SDIOカードスロットを搭載し、付属のSDIO型無線LANカードを利用することで、IEEE 802.11b/gによる無線LANを利用してPCの映像を受信できる液晶プロジェクタ。また、10BASE-T/100BASE-TX×1の有線LANポートを装備し、RGB接続を使用せずにPCとの接続も可能で、有線LAN接続時のみ電源のON/OFFや内蔵時計の修正、プロジェクタの異常をメールで通知する機能などが利用できる。

 なお、無線LANと有線LANは排他利用となり、それぞれ最大4台までのPCが同時接続が可能だが、有線LAN接続時はスイッチングハブを利用する必要がある。また、ネットワーク経由の利用時には専用のソフトウェアを使用する必要がある。無線LANのセキュリティ機能は、64/128bitのWEP、WPA、WPA2に対応する。また、機器自体のセキュリティ機能として、パスワード機能やプロジェクタの状態変化が発生すると機器をロックする機能などが利用できる。

 このほか、SDIOカードスロットに挿入されたSDカードに保存されたファイルや、USBポートに接続されたUSBメモリやHDDの保存ファイルの表示が可能だ。表示可能なファイル形式はMPEG-4/JPEG/BMP/PNGとなる。

 プロジェクター機能面では、レンズに19mm~23mm F1.7~F1.9の1.2倍手動ズームレンズ
を搭載し、解像度1,024×768ドットの0.6型液晶パネルを採用。光源ランプは200WのUHBランプを使用し、明るさは2,500ルーメンとなる。投写機能では、ホワイトボードに投写できる「ホワイトボードモード」や黒板に投写できる「黒板モード」、プロジェクタの解像度を設定できる機能を搭載する。

 インターフェイスは、10BASE-T/100BASE-TX、USB、マウス用USB、シリアル(RS-232C)、アナログRGB入力×2、アナログRGB出力、Sビデオ入力、コンポジット入力、コンポーネント入力×2、ステレオミニ入力、ステレオミニ出力を装備する。本体サイズは306×249×106mm(幅×奥行×高)で、重量は3.3kg。

 なお、日立製作所はCP-X268AJからネットワーク機能とSDIOカードスロット、USBポートを省略したプロジェクタ「CP-X260J」を7月上旬に発売する。標準価格は298,200円。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/06/0622.html


(大久保有規彦)
2006/06/22 13:19
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