Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、1TBのHDDを搭載したHD DVDレコーダ「RD-A1」。DLNAもサポート

RD-A1。本体筐体はメインフレームとサブフレームを1mmの鋼板で構想する2層構造を採用したという

本体前面パネルを開いたところ
 東芝は、DLNAサーバー機能を備えたHDD搭載のHD DVDレコーダ「RD-A1」を7月14日に発売すると発表した。標準価格は39万8,000円。HD DVDレコーダの商品化は世界初。

 RD-A1は、1TB容量のHDDを搭載するとともに、HD DVD-Rおよび2層HD DVD-Rによるデジタル放送録画に対応したVARDIAシリーズの新製品。デジタル放送(HD画質)の録画時間はHDDが最大約130時間、HD DVD-Rが最大115分、2層HD DVD-Rが最大230分。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを各1基ずつ搭載し、デジタル放送とアナログ放送をHDDに同時録画できる「デジアナW録」に対応。また、HD DVD-R以外にもDVD-R(2層対応)/-RW/RAMの再生や番組録画も行なえる。加えて、同社開発の「RDエンジンHD」も、HD DVD版へとバージョンアップを図ったという。

 HD DVDの再生時には、3月に発売したHD DVDプレーヤー「HD-XA1」と同様にHD DVDの特徴である「ポップアップメニュー」や「PinP(ピクチャーインピクチャー)」といったアドバンス機能を装備。画質面では米アンカー・ベイ・テクノロジーズのスケーラーチップを搭載し1080p出力が可能なほか、アップコンバートにも対応する。音声面ではドルビーデジタルプラスやドルビーTrue HD、DTS-HD、L-PCM5.1chをサポートした。

 ネットワーク面ではDLNAサーバー機能を搭載し、RD-A1に録画した番組(コピーフリーでVRモード録画番組)を、ネットワークを介して液晶テレビやパソコンなどDLNA対応の機器で再生が可能。また、同社従来製品で対応している「ネット de ナビ」や「ネット de ダビング」、「ネット de モニター」、「iEPG予約機能」なども備える。ただし、ネットワークでやり取りが可能な番組は、コピーフリーの番組に限られる。

 本体出力端子は、HDMI×1、コンポーネント×1、D4×1、S映像×3、コンポジット×3、5.1chアナログ音声×1、2chアナログ音声×3、同軸デジタル音声×1、光デジタル音声×1、D-VHSダビング用のi.LINK×2。入力端子は、D1×1、S映像×3、コンポジット×3、2chアナログ音声×3、DV×1。このほか、LAN端子やスカパー!連動端子、電話回線端子、EXTENTION端子×3などを搭載する。

 本体サイズは457×408×105mm(幅×奥行×高)で、重量は15.2kg。


本体背面 製品付属のリモコン

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_06/pr_j2201.htm
  関連記事:東芝、HD DVDプレーヤーを3月31日発売[AV Watch]
  http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060331/toshiba1.htm

関連記事
東芝、デジタル2番組録画が可能なDLNA対応レコーダ「VARDIA」2製品


(村松健至)
2006/06/22 16:23
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.