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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
オネスト、自宅のテレビを外出先で視聴できる「MY-IPTV Anywhere」

MY-IPTV AnyWhereのサーバーソフト(左)とクライアントソフト(右)
 オネスト・テクノロジーは、自宅のテレビを外出先から視聴できる「MY-IPTV Anywhere」を8月4日よりダウンロード販売サイト「Vector」を通じて発売する。標準価格は4,200円。

 MY-IPTV Anywhereは、TVチューナーを搭載した自宅のPCにサーバーソフトをインストールしておき、クライアントソフトをインストールしたもう1台のPCから自宅のPCへアクセスすることで、自宅のテレビがインターネット経由でストリーミング再生できるソフト。自宅PCのアクセスに必要なダイナミックDNS用の中間サーバーはオネストがユーザー向けに無償で提供する。

 ストリーミング再生時のファイル形式にはH.264(MPEG-4 AVC)を採用し、暗号化されたP2Pでデータを伝送する。オネストでは個人向け製品で配信フォーマットにH.264を採用したのはこの製品が初であり、H.264を採用したP2P動画配信技術に関しては日本や韓国など世界127カ国で特許出願中としている。

 再生中の番組を録画することも可能。録画番組のフォーマットはMPEG-1で、録画ファイルはサーバーソフトをインストールしたPCに保存される。DVDのライティング機能も搭載し、自宅PCにDVD-Rをセットしておけば遠隔操作で録画番組のDVDを作成することも可能。ただし、クライアント側でDVDを作成することはできない。

 回線速度に応じてストリーミング配信される映像の圧縮率を自動で調整する機能を搭載。また、サーバー側がWake On LANに対応していれば、クライアント側からサーバー側の電源を休止状態やスタンバイ状態に遠隔操作できる。

 9月にはパッケージ版も9,800円で発売予定。また、このタイミングで録画番組をクライアントにダウンロードできる機能、UPnPで接続する機能、録画予約機能なども実装する予定で、Windows Mobile対応クライアントも開発中という。録画番組は指定したフォルダに保存されたファイルをダウンロードできる機能で、録画番組のストリーミング再生には対応していない。

 対応OSはWindows XP/2000で、Windows Media Player 6.4以降のインストールが必要。インターネット接続環境はサーバー側で上り512kbps以上、クライアント側で下り1Mbps以上が必要だが、オネストではサーバー側で上り1Mbps以上、クライアント側で下り1.5Mbps以上を推奨環境としている。なお、サービスの利用には自宅で加入するISPなどがグローバルIPアドレスに対応している必要がある。

 オネストでは個人向け以外に、MY-IPTV Anywhereの企業向けOEMも積極的に進めていく方針。製品カスタマイズはテレビキャプチャ製品とのバンドル、中間サーバーを含むトータルソリューションなど幅広い対応が可能としている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.honestech.co.jp/press/20060727.html

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(甲斐祐樹)
2006/07/27 12:51
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