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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
GMOインターネット、地図でイベントやスポットを共有できる「モグ」

 GMOインターネットは、地図を利用してイベントやスポットを共有できるサービス「モグ」を7月31日に開始する。利用は無料。


地図上の好きなスポットやイベントを登録して共有できる

モグ
 モグは、Google Maps APIを利用して地図情報を共有できるサービス。地図上の任意の地点をスポットとして登録できるほか、その位置で行なわれるイベントも登録可能。また、地図上の範囲を指定しておき、範囲内のスポットやイベント情報を一括して確認できる「エリア」機能も用意されている。

 スポットには名前や住所、概要や営業時間、電話番号などの情報が入力可能。イベントの場合は開始時間や参加料、連絡先などが入力でき、すでに登録済みのスポットをリンクすることもできる。

 個人でスポットやイベントを登録できるほか、複数のユーザーでグループを作成し、グループごとに情報を登録することもできる。また、他のユーザーが登録したスポットやイベントに加え、他のユーザー自身やグループも自分のページに登録可能。登録情報をブログに表示できるブログパーツも用意されている。

 スポットやイベント、ユーザーなど、モグに登録された情報にはタグが付与でき、カテゴリにかかわらず同じタグが付与された情報を一括表示できる。他のユーザーが登録したスポットやイベント、他ユーザーやグループを登録する時は3段階のポイントによる評価が必要で、評価順にスポットやイベントを表示するランキング機能も備える。

 携帯電話の閲覧にも対応し、モグに登録された情報は携帯電話からも閲覧できる。閲覧のみで登録は今のところできないが、イベントやスポットに入力された住所を携帯電話向けの地図サービスで表示する機能を備える。

 サービス開始当初は「トーキョー・アルファ期間中」とし、首都圏限定のサービスとして展開する。アルファ期間中はモグが公認したユーザーのみが情報を登録でき、他のユーザーは閲覧のみとなる。サービス開始から1~2カ月で招待制サービスへ移行し、その後1~2カ月で一般ユーザーが登録して利用できるようになるという。


Google Maps APIを使ってイベントやスポットを登録できる 任意のエリアを範囲指定し、エリア内のスポットやイベント情報を取得することも可能

複数のユーザーでグループを作成し、グループごと情報を登録することも可能 ブログパーツも用意

時間と地図の組み合わせで3次元的なサービスに

「ヤプース!」立ち上げメンバーによる新サービス
 モグは、Web日記サービス「ヤプース!」を立ち上げたメンバーが再び結集し、第2弾としてリリースしたサービス。GMOインターネットラボに所属する熊谷健太郎氏が開発を、善福飛鳥氏がデザインとHTMLコーディングを、ヤプログ!のプロデューサーを務めるアートユニット「chelucy」のメンバーまつゆうこと松丸祐子氏らのヤプース立ち上げメンバーに加えて、キャラクターデザインでYON2氏が新たに参加した。

 システム開発を担当する熊谷氏がモグのコンセプトとして挙げたのが「時間」と「地図」の組み合わせ。「何かイベントに参加しようと考えた時、地図という2次元情報だけでは場所がわかっても時間がわからない。逆にカレンダーは時間がわかっても場所がわからない。それならば地図という2次元情報に時間を組み合わせることで、3次元的にイベントを表わすサービスができるのではないかと考えた」。

 しかし、「日本人は知らない人とイベントで遊ぶ文化が無いので、イベント情報だけではサービスの提供は難しい」との考えから、好きなお店や公園などを登録できるスポットという要素を追加。「どこか外に出かけて時間が余った時、友達のお薦めスポットや付近の人気スポットが見つかるようなサービスにしたい」(熊谷氏)。

 外出先で自分が知らなかった場所と出会うというコンセプトにのっとり、携帯電話向けの機能も今後は積極的に拡充する。今後は携帯電話の位置情報を利用して付近のスポットを検索できる機能や、携帯電話で撮影した写真を使って外出先からスポットを登録できる機能なども実装する予定だ。


技術にこだわりつつ一般ユーザーにも親しみやすいデザインを

ユーザーには10種類10色の動物キャラクターがあらかじめ設定される。名前と画像は変更可能だが動物の種類は変更できない
 技術面でもこだわった。スポットやイベント、エリアやグループなど、モグに登録された情報はほぼすべてRSSで更新情報を配信。イベントはiCal形式で配信し、iCal対応のアプリケーションで利用できる。情報の登録形式もhCalendarやhCard、rel-tagといったmicroformatsに準拠している。

 その一方で、技術に詳しくない人も親しみやすいよう、デザイン面では動物のキャラクターをふんだんに利用。ユーザー登録時にも、10色10種類の動物キャラクターが自動的に割り当てられる。この設定は変えることができないが、同じ動物に設定されたユーザーをグループとして情報を見ることができるという仕組みで、「ランダムに割り当てられた人たちも意外に共通した要素があるかもしれない」という遊び要素を加えた。キャラクターのデザインはすべてクリエイティブコモンズに則って配信されており、クレジット表記や非営利利用といった条件下でユーザーがカスタマイズすることもできる。

 サービス自体も「最初から登録制にしてしまうと、インターネットの情報に敏感な人達の情報ばかりが増えてしまう可能性がある。仕事はインターネットに関係ないけれどインターネットを使うのも外出するのも好き、という人選にすることで、一般の人にも馴染みやすい情報を集める」方針。初期メンバーにはモデルやイベントオーガナイザー、マスコミ業界などに勤める人々が選ばれている。

 TOPページのキャラクターには犬のキャラクターを採用。「犬は散歩中に自分の縄張りをマーキングする習性がある。モグでは同じように自分の好きなエリアをマーキングして欲しい」(松丸祐子氏)という意味が込められた。「どこかに出かけた時、そこでしか出会えない何かを見つけられる、そんなサービスに育てていきたい」(熊谷氏)。


関連情報

URL
  モグ
  http://mogue.jp/

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(甲斐祐樹)
2006/07/31 11:14
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