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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
情報通信審議会、NTT東西のコロケーション接続約款改定を認可へ

 情報通信審議会は、NTT東日本および西日本が2003年4月に申請した接続約款改定について、認可が適当であるとの答申を行なった。総務省ではこの結果を踏まえて認可を行なう。

 今回の改定は、NTTの局舎内に他事業者がDSL設備をコロケーションするための接続約款について行なわれるもの。申し込み後のキャンセルに対する違約金を設定、保留期間が6カ月を超える場合は受発電設備の使用料を負担、コロケーション費用の課金開始を工事完了日から電力設備の利用開始日へ変更するといった改定を行なうことで、リソースを大量に保留、無償保留期間終了時に保留を解除するといった行為の抑制を期待しているという。

 なお、本件に関して情報通信審議会が行なった意見募集では、ソフトバンクBBが基本的に賛成、イー・アクセスが基本的に反対と逆の立場を採るほか、KDDIが違約金および延長の際の受発電設備使用料のみで十分であり、保留の延長を受け付けない可能性のある保留期間の変更については時期尚早であるとの立場を示していた。


関連情報

URL
  総務省 報道資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030520_6.html

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(甲斐祐樹)
2003/05/21 16:47
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