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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
WindowsとMac OS対応のソーシャルカレンダーソフト「c2talk」

c2talk
 インフォテリアは、ソーシャルカレンダーソフト「c2talk」を8月14日に公開した。Mac OS 10.4以降とWindows XPに対応し、異なるOS間でも情報が共有できる。クライアントをダウンロードすれば無料で利用できる。

 c2talkは、複数のカレンダー情報をユーザー間で共有できるソフトウェア。iCalendarを独自にカスタマイズしたデータ形式を採用しており、OutlookやGoogle CalendarなどiCal形式のデータを取り込むことも可能。今後はサイボウズやYahoo!カレンダーなどのデータ取り込みにも対応を予定するという。

 ユーザーが作成したカレンダー情報は、c2talkのWebサイトに投稿することが可能で、投稿されたカレンダーは他のユーザーが取り込める。また、TSUTAYA OnlineのDVDやCD発売日情報、Amazon.co.jpの製品情報など公式のカレンダー情報も提供する。

 作成したカレンダー情報を特定のユーザーのみで共有することも可能で、ユーザー間で利用できるアプリケーションを追加できる「c2アプリ」機能も用意。すでにファイル送受信や納期確認用のc2アプリが提供されており、ユーザーがc2アプリを作成することもできる。

 他ユーザーとのカレンダー共有やc2アプリ使用には、ユーザー登録時に与えられるメールアドレスを利用する。メールアドレスはc2talk専用のもので、1クライアントにつき1つが登録時に割り当てられる。カレンダーの内容を携帯電話やPCにメールすることも可能。1つのアドレスを別のPCで利用することはできず、クライアントごと個別にメールアドレスを取得する必要がある。

 なお、c2talkでは現在のところメール送信に25番ポートを利用しているため、25番ポートから外部のメールサーバーを経由して送信するメールを遮断する「Outbound Port 25 Blocking(OP25B)」を導入しているISPでは利用できない場合がある。OP25B導入ISPなどでは「Submissionポート」と呼ばれる587番ポートの利用を推奨しているが、c2talkは現在Submissionポートに未対応であり、対応は今後検討していくという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.infoteria.com/jp/news/press/pr060814_01.html

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(甲斐祐樹)
2006/08/17 17:00
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