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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ビック東海、CATV網を活用してFTTH事業に参入

 ビック東海は28日、CATV事業用の光ファイバ網を利用してFTTH事業に参入すると発表した。10月より戸建向けおよび集合住宅向けのFTTHサービスを開始する。

 ビック東海は放送で29万件、インターネット接続サービスで7万7,000件の顧客を有するCATV事業を運営しており、CATVサービスエリアではCATV幹線部分を光ファイバ化すると同時に、配信帯域を広げる「広帯域化」を完了済み。自社保有のCATV光回線は731kmに及び、この幹線の遊休光芯線を活用することで設備投資額を抑える。幹線はJPIXの光幹線情報ボックスに接続されており、ラストワンマイルを構築するだけでFTTHサービスが展開できるとしている。

 FTTHサービスでは最大1Gbpsを複数ユーザーで共有するインターネット接続サービスに加え、0AB~J番号が利用できるIP電話も提供。デジタル多チャンネル放送サービスも加え、CATVネットワークによるトリプルプレイが実現できるとしている。インターネット接続サービスの料金は実販売価格が4,200円程度の見込みで、IP電話は月額基本料金500円を予定する。

 サービス提供エリアは静岡県、神奈川県厚木市、千葉県千葉市で、厚木市ではビック東海子会社の厚木伊勢原ケーブルネットワークが、千葉市ではイースト・コミュニケーションズがサービスを提供する。今後はいちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ、熊谷ケーブルテレビ株式にもサービスを拡大し、2011年には10万件の顧客獲得を見込んでいる。


関連情報

URL
  ビック東海
  http://www.victokai.co.jp/

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(甲斐祐樹)
2006/08/28 15:50
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