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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
gooリサーチ、動画共有サイト利用者は約3割。約6割がYouTubeを利用

 NTTレゾナントと三菱総合研究所が共同で提供する「gooリサーチ」は、動画共有サイトの利用実態について調査した「第4回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」を発表した。

 この調査は、7月3日から19日にかけて「gooリサーチ」登録モニターおよびgooユーザーを対象に行なわれたもの。有効回答者数は40,717名で、男女比は男性が44.5%、女性が51.9%。年代別構成比では10代が2.1%、20代が21.5%、30代が38.2%、40代が23.0%、50代が8.6%、60代が3.0%であった。

 動画共有サイトの利用状況については、30.7%のユーザーが利用経験があると回答。男女年齢別では10代男性が65.3%と最も多く、以下20代男性が55.2%、10代女性が49.7%と続き、男女ともに若年層ほど利用経験がある傾向が伺える。また、ブログを見ている、またはブログを書いているブログ利用者では36.5%が、ブログ非利用者では16.3%が動画共有サイトの利用経験があると回答している。

 利用している動画共有サイトでは、YouTubeが59.3%と約6割を占めたほか、Yahoo! Videoが38.4%、Google Videoが23.1%と続き、3社のサービスが他社サービスを大きく引き離している。また、YouTubeの利用のきっかけについては「検索サイトを利用している中で偶然見つけたから」が42.5%で、以下「ブログで見つけたから」が27.0%、「世の中で話題になっていたから」が23.4%、「友人に紹介されたから」21.3%となった。

 動画共有サイトの利用頻度については、「月に1回未満」と回答したユーザーが27.3%で最も多く、以下「週に1~2回程度」が22.7%、「月に2~3回程度」が19.9%、「月に1回程度」が13.7%と続き、「ほぼ毎日」と回答したユーザーは6.1%に留まった。利用する機会としては、「ひまな時にアクセスしている」と回答したユーザーが55.2%、「ブログやネット上のニュースなどで、興味のある動画が紹介されている場合にアクセスする」が49.3%となり、このほかの回答を大きく引き離す回答数を得ている。

 動画共有サイトへの投稿経験については、投稿経験のあるユーザーが3.2%に留まっている。gooリサーチでは、投稿経験者が少ない点について動画共有サイトの多くが海外のサービスであるためと分析している。また、投稿する理由については「自分が持っている動画を皆に紹介して共有したいから」が51.6%を占めたほか、「動画を掲載してリンクを張るなどして、自分のブログやホームページへのアクセス数を増やしたいから」が26.7%となった。動画共有サイトの利用満足度については「やや満足している」が58.8%と半数以上を占め、「満足している」の12.5%とあわせて71.3%のユーザーが満足度を得られている結果となった。


利用している動画共有サイト 動画共有サイトの利用機会

関連情報

URL
  第4回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査
  http://research.goo.ne.jp/Result/000339/index.html

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(大久保有規彦)
2006/08/30 16:15
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