総務省は6日、2005年度末(2006年3月31日)現在における電気通信番号の使用状況を公表した。固定電話の使用状況は約8,145万番号で、IP電話が約1,007万番号。
電気通信番号の使用状況とは、総務省が電気通信事業者に割り当てた番号数に対して、実際に加入者へ提供している番号の数。番号の使用数は、固定電話(0AB~J番号)、IP電話(050番号)、携帯電話(090/080番号)などで2004年度末から増加。固定電話が160万3,519番号増の8,145万6,141番号、IP電話が166万8,229番号増の1,007万2,206番号、携帯電話が490万3,800番号増の9,202万3,656番号になった。一方、PHS(070番号)は24万6,765番号減の489万3,748番号。
使用番号数を割り当て番号数で割った使用率は、固定電話が0.7%増の32.3%、IP電話が5.9%増の52.5%、携帯電話が0.7%増の73.6%、PHSが0.6%減の31.2%。なお、指定事業者数は、固定電話が3減の45事業者、IP電話が1増の29事業者、携帯電話が3減の12事業者、PHSが2減の14事業者となった。
■ URL
総務省 報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/061006_7.html
関連記事:総務省、電話番号の使用率を公表~固定電話32%、携帯電話73%、IP電話47%[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/29/9298.html
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(村松健至)
2006/10/10 15:02
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