米Microsoftは30日、Windows Media Playerの最新版となる「Windows Media Player 11」正式版を公開した。現時点では英語版のみの公開となっており、日本語版は5月に公開されたベータ1のままとなっている。対応OSはWindows XP(64ビット版を含む)で、次期OSのWindows Vistaにも対応する。
Windows Media Player 11では、画面デザインを黒を基調としたものに変更したほか、Webブラウザと同様に「進む」「戻る」ボタンを設けるなどユーザーインターフェイスも一新。また、米MTV Networksの音楽配信サービス「URGE」に対応し、楽曲の検索・購入などが行なえる。ただし、日本語版についてはベータ版の段階ではURGEには対応していない。
このほか、曲名などのインクリメンタルサーチ機能や、CDリッピング時の保存形式としてWindows Media Audio Proや無圧縮WAVEへの対応、デバイスへの転送機能の強化などが行なわれている。