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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東日本、「ひかり電話ビジネスタイプ」がつながりにくい状況に

 NTT東日本は、FTTHを利用した企業向けIP電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」において、12月5日10時56分頃よりNTT東日本エリア全域で発着信がつながりにくい状態が発生していると発表した。

 今回の通信障害の原因は、呼制御サーバーの故障によるもので、該当するサーバーに収容されているビジネスタイプのユーザー約850件が対象となっている。なお、「ひかり電話」「ひかり電話オフィスタイプ」などビジネスタイプ以外のユーザーへの影響はないという。発生原因は現在調査中であり、現時点で回復の見込みは不明。

【追記 15時16分】
 NTT東日本は、12時10分に故障したサーバーを予備系に切り替え安定運用を確認したと発表した。また、通信障害の対象となるユーザー数が約823件であることを明らかにし、呼制御サーバのソフトウェアを中心に原因の調査を行なっているという。

【追記 12月6日11時15分】
 NTT東日本は、今回の通信障害について、呼制御サーバのソフトウェアの不具合によりメモリ上に無効なデータが蓄積され通信処理に影響が生じたと原因を発表。故障サーバーを予備系に切り替えることで無効なデータがクリアされ回復したという。また、12月6日未明には当該ソフトウェアの改修を行なっている。


関連情報

URL
  「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205c.html
  「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について(第2報)
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205d.html
  「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について(第3報)
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205e.html
  「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について(最終報)
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205f.html

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(大久保有規彦)
2006/12/05 13:53
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