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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
コーエー、三国時代が舞台のMMORPG「三國志 Online」を発表

三國志 Online
 コーエーは7日、Windows向けMMORPG「三國志 Online」のクローズドベータテストを2007年1月下旬より開始すると発表した。クローズドベータテストの参加募集は12月中旬より開始する予定。

 三國志 Onlineは、中国の三国時代を中心とした古代中国を舞台としたMMORPG。開発は、コーエーのシンガポール開発拠点にて行なわれており、アジア圏を中心とした海外展開も予定しているという。

 プレーヤーは、「魏」「呉」「蜀」の三国のうちいずれかの国家に所属し、関羽、趙雲、夏侯惇、周瑜、諸葛亮といった武将に仕えることで、他国に所属するプレーヤーとの戦闘や、ダンジョンなどの探索を行なう。なお、同社によれば「あらゆる武将を使用したい」というユーザーからの要望に応えるために、あえて厳密な時代設定は行なっていないという。


スクリーンショット 徒党を組んで牛魔王と戦闘する模様 合戦の模様

NPCとして登場する曹操 NPCの劉備

 システム面での特徴は、他のMMORPGで「職業」に当たる概念が存在せず、プレーヤーキャラクターが装備する武器により戦闘能力が変化するシステムを採用している。戦闘システムでは、すべてのプレーヤーとNPCが戦闘に参加できるオープンバトル形式を採用している。

 国家同士の戦闘では、数百人のプレーヤーが戦闘に参加できる「合戦」を行ない、合戦時には大型兵器や砦などを建造して戦闘を有利に展開できる。また、ダンジョンなどで入手できるアイテム「聖獣の欠辺」を多数のプレーヤーが持ち寄ることで、強力な力を持つ聖獣を召還できるシステムも搭載。合戦に勝利した場合は、プレーヤーに官位や恩賞が進呈されるという。なお、合戦について「週に3回程行なわれ、合戦終了までの時間もさほどからないように調整したい」としている。

 このほかでは、同一国家の他ユーザーと「徒党」と呼ばれるパーティを編成してダンジョン探索などが可能。キャラクターのカスタマイズ機能やアイテム生産システムも搭載し、7系統のアイテム生産スキルと、5系統のアイテム採集スキルを用意する。


三國志 Onlineのテーマは「乱世に己の義を示せ」 武器による戦闘スキルの一例 戦闘システムの概要

合戦の概要 合戦で利用できる巨大兵器や砦 召還できる聖獣の1つ「青龍」

 サービス展開は、2007年下旬からクローズドベータテストを開始し、2007年春にはオープンベータテストを実施する予定。クローズドベータテストの参加者募集は12月中旬より開始するという。なお、正式サービス開始時期や課金方式などの詳細は未定だが、「大航海時代 Onlineなどのサービスと大きく異なることはないだろう」との見解を示したほか、「パッケージ版の販売は行ないたい」との方針を明らかにしている。


今後の展開予定 (左から)専務執行役員の杉山芳樹氏、プロデューサーの上野彰三氏、ゲームプランナーのエドワード・テオ氏、COOの小松清志氏

関連情報

URL
  三國志 Online
  http://www.gamecity.ne.jp/sol/

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(大久保有規彦)
2006/12/07 17:46
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