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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| MS、Windows Vistaと2007 Office一般発売に向けた発表会を開催 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マイクロソフトは15日、1月30日に一般発売する「Windows Vista」と「the 2007 Microsoft Office system（2007 Office）」の紹介と発売前新施策に関する発表会を開催した。 ■ Windows Vistaの登場でパソコンは新しい時代に突入
2001年に発売したWindows XPでは「インターネット時代のOS・パソコンとして、無線LAN接続やブロードバンドの常時接続が展開されるに至った。そして、現在では7割以上の家庭でこうした機能が利用されている」とコメント。続けて、2004年に公開した「Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載（Windows XP SP2）によって、パソコンはこれまでと比較して一層セキュアなものになった」とした。 ヒューストン氏はその上で、「（Vistaと2007 Officeを発売する）1月30日にパソコンは新しい時代に突入する」と強調。「パソコンはよりシンプルで、より強力なデバイスに、よりセキュアな存在になる」と語ったほか、「今後1年から1年半以内にテラバイト（TB）級のHDDが登場することで、例えば議会図書館が所蔵する7割以上のコンテンツを可能になる」と将来的な広がりの一端を示した。 Windows Vistaに関しては、「私自身、新しいペアレンタルコントロール機能を子供のパソコンに設定しており、子どもたちが一層安全にインターネットを体験できる」とヒューストン家での利用シーンを紹介。そして、「コンシューマにとって重要なのは、Windows Vistaの登場で写真や音楽、HD画質を含めて映像の再生・ダウンロードが一層楽しむことが可能になる点だ」とした。 また、マイクロソフトが2006年10月にWPC TOKYO 2006で行なったWindows Vistaと2007 Officeの体験デモには、合計で17万人以上の来場者が参加したという。ヒューストン氏は「その際行なったアンケートでは、デモを体験した後に購入意欲が増したという回答が多数得られた」とし、「1月30日にはこうした体験が家庭で実現可能になり、非常にわくわくしている」と製品発売に向けた期待を示した。
■ 発売前の体験イベントを表参道で実施。製品購入者向けキャンペーンも
ジェイミソン氏は最初に、女優の中嶋朋子からのビデオメッセージを披露。中島朋子はマイクロソフトが今後展開するテレビCMのナレーションとして起用されており、中島は「アナログ人間な私でも、パソコンは欠かせない存在として常に利用している」と述べ、Vistaに対する期待を語った。 ビデオメッセージの放映後にジェイミソン氏は、「今から2週間後にWindows Vistaを全世界で成功裏に市場へ投入できることを確信している」とコメント。「Windows Vistaで新たな盛り上がりを創造し、日本におけるパソコン市場を再活性化できる」と抱負を述べるとともに、「各社のサポートによって、これまでのWindowsよりも強力なローンチを迎えることが可能になった」と強調した。 同氏はWindows Vistaのキャッチフレーズとして、「新世代プレミアム。」を採用したと表明。「ユーザーの多くはパソコンが非常に大きなポテンシャルを持っていると感じており、Windows Vistaではまったく新しい体験、プレミアムを提供できる」とした。また、「インターネットと電子メールが一層利用しやすくなると同時に、写真や動画、音楽、拡張された通信機能が、ユーザーのスキルを問わず一層利用しやすくなる」と付け加えた。 その上でジェイミソン氏は、「Windows Vistaと2007 Office投入に向けて重要視していた点は、実際に体験して貰うことだ」と説明。こうした一環として、WPC TOKYO 2006での展示やITキャラバンなどで実施してきたといい、「1月27日と28日には表参道ヒルズや約90店舗の全国主要販売店でイベントを開催する」ことを明らかにした。 また、「ユーザーが重要視している点には、すでに所有している製品がWindows Vistaでも利用できるかという点だ」とジェイミソン氏は指摘。同氏は「Windows Vistaの発売2週間前における互換性確認済みの製品は、Windows XPと比較して50％多い」と語り、互換性確認が進んでいる点を述べた。加えてジェイミソン氏は、Windows XPからWindows Vistaにアップグレードする際の移行確認ツールである「Windows Vista Upgrade Adviser」日本語版を1月30日からダウンロード提供すると発表した。 このほか、Windows Vistaの購入者を対象に「Windows Vista 新世代プレミアム キャンペーン」を実施するという。同キャンペーンでは、Windows Vista Ultimate/Homu Premiumを購入（パッケージ/PC）したユーザー先着10万名を対象に、動画配信サービス「CinemaNow」でハリウッド映画を最大2カ月間視聴できるなどの特典が付与される。
■ 一部パートナーの製品にはPowerPoint同梱モデルも用意
各社代表が登壇した後、ダレン・ヒューストン社長が再び登場。同氏は「Windows Vistaを投入するにあたって業界全体での協力体制が不可欠。こうした協力によって、これから数カ月、数年に渡って卓越した体験をユーザーに提供できるようになる」とした。 ヒューストン氏はまた、「各社からPowerPointを同梱して欲しいという要望を受け、『Microsoft Office Personl 2007 With Microsoft Office PowerPoint 2007』を一部パートナー向けに提供することにした」と紹介。「単体購入するよりも安価にPowerPointを入手可能になり、こうしたパッケージが時間とともに標準化されるようになれば」とした。 最後に同氏は「この1世紀の中でパソコンの登場が最も大きな出来事で、もはやパソコンのない世界は考えられない」とした上で、「今回のローンチには若干の時間を要したが、以前のWindowsと比較してクリーンで成功裏に進むと考えている」と発言。「数年後、Windows Vistaがもたらす変革によって、業界が大きく変わったことを感じて貰えればと思う」と抱負を述べた。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2936 Impress Watch Windows Vista特集サイト http://www.watch.impress.co.jp/headline/vista/ ■ 関連記事 ・ MS、Vista製品版を利用した説明会。設定転送ツールやSideshowなどを紹介 ・ 【WPC TOKYO 2006】 マイクロソフト、Windows Vistaと2007 Officeを体験可能なPCを多数設置 ・ 【2007 International CES】 Bill Gates基調講演、Windows Home ServerやXbox 360のIPTV対応を発表 （村松健至） 2007/01/15 16:45 |
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