ニフティは31日、2006年度(2007年3月期)第3四半期の財務・業績概況(連結)を発表した。ブロードバンド接続会員数は160万人で、このうちFTTH会員は77万人。
第3四半期(2006年4月~12月)までの売上高は601億7,500万円で、営業利益は22億6,900万円、経常利益は20億4,400万円、純利益は10億8,600万円。前年同期との比較は、本四半期から実績開示が行なわれているため、公表されていない。
事業別に見ると、プラットフォーム分野では拡販活動を積極的に展開したことで会員数が増加し、売上高は531億1,000万円。ブロードバンド接続会員数は前年末比22万人増の160万人で、内訳はFTTHが26万増の77万人、ADSLが5万人減の72万人、CATVが1万人増の11万人と、FTTHの会員数がADSLを逆転した。なお、@niftyの会員総数に関しては、現時点で非公表。
利活用分野では、携帯電話向けサービス拡大や広告マーケティング事業が順調に推移して、売上高は70億6,400万円となった。2006年度末の連結業績予想は変更なく、売上高が843億9,7000万円、経常利益が21億6,200万円、純利益が11億8,200万円を見込んでいる。
■ URL
ニフティ IR情報ページ
http://www.nifty.co.jp/ir/
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(村松健至)
2007/01/31 18:33
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