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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ヤマハ、最大同時6通話が可能なVoIPゲートウェイ

 ヤマハは、法人向けにブロードバンドVoIPゲートウェイ「RTV700」を発表した。ISDN回線向けのビジネスホンに接続すれば、VoIPにおいて最大同時6通話が可能なほか、通常のルータ機能も持つ。9月中旬発売で価格は178,000円。

 「RTV700」は企業などで使用されるISDN回線のS/T点に直接接続するビジネスホン主装置を接続できるインターフェイスを持ち、2系統装備するためそれぞれ同時に2回線の利用が可能。本体にはアナログポートを2系統装備するため、合計6回線のVoIP通信が同時利用できる。

 また、ISDN回線の接続もサポートしているため、音声圧縮機能を使えば、フレッツ・ISDNに接続した場合でもVoIPにより音声通話が可能となっている。

 ルータ機能では、WAN-LAN間のスループットはSmartbits測定値で100Mbps。PPPoE接続時にNAT、ファイアウォール機能を有効した場合で50Mbpsのスループット性能を持っているという。PPTP、IPescによる合計30トンネルまでのVPN接続機能などのビジネス向けの機能も搭載している。

 本体のサイズは270×180×42.6mm(幅×奥行×高)で、重さは1.2kg。インターフェイスはWAN側に100BASE-TX/10BASE-T×1ポート、LAN側に100BASE-TX/10BASE-T×4ポート、TELが2ポート、ISDN用にU点インターフェイス(DSU切り離し可能)、S/T点インターフェイス、ビジネスホン接続用にPBXインターフェイスが2ポート、設定用のシリアルポートが装備される。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://press.yamaha.co.jp/press/news/2003/03060502.html

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(正田拓也)
2003/06/05 16:42
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