マイクロソフトは5日、「Internet Explorer(IE)5.01/5.5/6/6 for Windows Server 2003」に2種類のセキュリティホールがあると発表し、これらの修正プログラムを含むIEの累積的修正プログラム「MS03-020」の提供を開始した。
この「MS03-020」には、IE 5.01~6用に過去リリースされたすべての修正プログラムと新たに発見された2つの脆弱性を修正するプログラムが含まれている。新たに発見されたプログラムは、「オブジェクト タグの脆弱性」と「ファイルのダウンロードダイアログの脆弱性」の2つ。どちらの脆弱性も、IE 5.01~6では深刻度“緊急”、IE 6 for Windows Server 2003では“高”に設定されている。