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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| アライドテレシス、横田基地のトリプルプレイ･サービスを公開 | ||||||||||||||||||||||||
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横田基地は、東京都の西端に位置し立川市、昭島市、武蔵村山市、福生市、羽村市、瑞穂町に接している、総面積約7,081,900平方メートルの米軍基地。在日米軍および第5空軍、第374空輸航空団、AFN（米軍放送、旧FEN）などの司令部が設置され、中距離輸送機「C-130 ハーキュリーズ」やヘリコプター「UH-1N」などの航空機が所属している。横田基地の人口は概数で11,000人で、内訳は軍人が3,600人、軍人の家族が4,500人、米国民間人が700人、日本人従業員が2,200人となっている。 今回、アライドテレシスキャピタルは横田基地に在住する軍人や家族向けに、IP電話、インターネット接続サービス、テレビサービスを提供するトリプルプレイ･サービスの試験運用を1月から開始しており、3月10日からは正式提供を順次開始する。今回のサービス提供はAAFESを通じて行なうもので、横田基地内の施設に対してネットワークインフラを構築からコンテンツ調達、サービス提供から保守運営をアライドテレシスキャピタルが担当する。 同サービスは向こう15年間提供する予定で、基地内の集合住宅や施設、中継局までは1GbpsのFTTHを敷設して複数世帯で共有。ユーザー宅には専用のレジデンシャルゲートウェイを設置し、PCやテレビサービス用のSTBを接続して利用する。電話サービスはレジデンシャルゲートウェイを介さずに、同社の「マルチサービス・アクセス・プラットフォーム（iMAP）」を利用して既存の電話回線からの利用が可能。また、米国からのデータ伝送にはNTTアメリカの国際イーサネットサービス「グローバルスーパーリンクサービス」を採用しているという。 電話サービスは、米国およびカナダ間と定額料金での通話が可能なIP電話サービスで、29.95～49.95ドルで提供。また、インターネット接続サービスは24.95～74.95ドルで提供し、料金プランによって伝送速度が256kbps～10Mbpsとなる。テレビサービスは、米国のテレビ番組をネットワーク経由で配信するサービスで、視聴可能なチャネル数に応じて無料～41.95ドルで提供する。また、これら3サービスは個別に利用可能なほか、同時利用の際には利用料金を10％割り引くなどの特典も用意するという。
AAFES横田キャンプ富士エクスチェンジ総支配人のロレンゾ・サルガド氏は、「今回のトリプルプレイ･サービスの導入を大変嬉しく思っています」とコメント。同サービス導入以前は、3つサービスがそれぞれ別会社によって提供されており、電話サービスの場合は通話料金が定額ではなく、テレビサービスの場合は放送する番組に1週間程の遅延があったことを明らかにしたうえで、「ユーザーから見て、サービスが安く便利になる」と期待を述べた。なお、3月9日現在で基地人口の半数以上が同サービスに契約し、このうち電話サービスとインターネット接続サービスは90％が、テレビサービスは50％が申し込みを行なっているという。 アライドテレシスのアプリケーション開発事業部トリプルプレイ推進部部長のドーフ・ヤクブ氏は「試験提供時にユーザーから、インターネット接続が快適になった、電話も音質が良くて遅延が少なくなった、という意見が寄せられている」とサービスに自信を見せた。また、「基地の外と比較すると状況が異なる環境だが、今後もシステムの改善や改良を行ないベストを尽くしたい」と展望を述べた。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（アライドテレシス） http://www.at-global.com/news/pr.aspx?012307_02 横田基地 http://www.yokota.af.mil/ （大久保有規彦） 2007/03/09 20:31 |
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