今回開発したモバイルWiMAX通信システムは、基地局間や上位ネットワークとのハンドオーバ制御を行なうASN-GW(Access Service Network Gateway)と、基地局装置、カード型端末装置から構成される通信システム。基地局装置や端末装置は、2,048個のサブキャリアをFFT処理できる演算部を実装するほか、10MHzまたは20MHzまでの周波数帯域幅に対応可能だという。無線周波数帯は2.5GHzを利用し、基地局の最大送信電力20W。RF部の変更により他の周波数帯にも適用可能だとしている。